原英莉花が黄金世代7人目の優勝 世代別に優勝経験者を比較するとどのくらいすごい?

ジャンボイズムを継承する原英莉花
ジャンボイズムを継承する原英莉花 【拡大】
1998年度生まれの“黄金世代”の勢いが止まらない。

先日のリゾートトラストレディスで初優勝した原英莉花もこの世代。黄金世代のツアー優勝者は畑岡奈紗(日本3勝、米国3勝)、勝みなみ(3勝)、新垣比菜(1勝)、大里桃子(1勝)、河本結(1勝)、渋野日向子(1勝)に、原英莉花を加えて7人目となった。

ツアー参戦から2年目で7人の優勝者が誕生。彼女たちの国内勝利数の合計は11回だ。まだまだこの数字は伸びそうな勢いだが、ほかの年代と比較するとどうなのか。

98年度生まれと同じ7人の優勝者がいるのが、92年度生まれの選手たち。

成田美寿々(12勝)、野村敏京(日本1勝)、福田真未(2勝)、堀奈津佳(2勝)、香妻琴乃(1勝)、青木瀬令奈(1勝)、葭葉ルミ(1勝)らがそうだ。国内勝利数の合計は20回と92年度生まれに軍配が上がるが、ツアー参戦2年目までの成績と比較すると、黄金世代の強さが際立つ。

92年度生まれの優勝者の中で、ツアー2年目までに勝利しているのは、成田美寿々(2012年1勝、13年1勝)と野村敏京(11年1勝)、堀奈津佳(13年2勝)の3人だけ。

ただ、92年度生まれには、優勝経験のある外国人選手も多い。イ・ミニョン(4勝)、ペ・ヒギョン(1勝)、フェービー・ヤオ(1勝)の3人。この中でイ・ミニョンだけが、日本参戦1年目の17年に1勝、翌18年に1勝しているが、これを合わせてもツアー2年目までの優勝数では、98年度生まれの黄金世代にはかなわない。

つまり、昨年から今年にかけての黄金世代の初優勝と勝利数を積み上げたスピードは近年では群を抜いて速いというわけだ。

ただ、もっと過去をさかのぼると、85年生まれの宮里藍(日本14勝)、横峯さくら(23勝)、藤田さいき(5勝)の2年目までの勝利数合計のほうが高い。宮里は1年目の04年に5勝、05年に6勝の計11勝。横峯は1年目の05年に2勝、06年に3勝の計5勝。藤田は1年目の06年に1勝、07年に1勝の計2勝。これで3人の2年目までの優勝数合計は、18回。もちろん黄金世代はまだ2年目の途中なので、追いつく可能性はあるが。

いずれにせよ、宮里藍と横峯さくらのライバル二人が、現在の女子ゴルフブームの火付け役といわれているが、ルーキーイヤーからこれだけ優勝を重ねていたのを考えると、爆発的な人気を得たのもうなずける。

ちなみに、54年生まれのト阿玉(台湾)は、ルーキーイヤーの81年に1勝し、翌82年に9勝している。当時すでに27~28歳なので、“若手”ではないが、2年目までに10勝するのは並大抵のことではない。確かに黄金世代もすごいが、上には上があるものだ。

(本誌・金 明昱)
※2019年6月25日号「芝目八目」より

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