星野リゾートが沖縄、東横インが栃木で新たにゴルフ場運営 ホテル業界がゴルフに再び熱視線!?

ニュー・セントアンドリュースGC・ジャパンの公式HP
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ホテル業界の大手によるゴルフ場への参入がこのところ相次いでいる。

まず、今年1月には、全国に300カ所近くのビジネスホテルを展開する東横インの子会社が、栃木県のニュー・セントアンドリュースGC・ジャパン運営会社の株式を100% 取得した。続いて5月初旬にユニマットグループが運営していた沖縄県の小浜島カントリークラブが、日本を代表するリゾートホテルグループである星野リゾートの運営となった。

こうした動きには何か狙いがあるのだろうか? まず東横インの子会社で直接株式の取得をした東横インホテル開発に問い合わせてみた。

「たまたまお話があってというところで、ゴルフ場運営にこれから大々的に取り組むということではないのですが……」(猪股和明取締役)といいつつ、すでにホテルとの相乗効果を狙った企画は実施している模様。東横インのクラブカードをゴルフ場で提示すれば、割引料金でプレーできる。これをホテル内のポスターなどで告知しているという。ニュー・セントアンドリュースといえば、ジャック・ニクラス設計の難コースとして全国的にも有名。遠方でも興味を持つゴルファーはいるだろう。

一方、星野リゾートが運営を引き継いだ小浜島CCは、ホテルニラカナイ小浜島、ホテルアラマンダ小浜島というリゾートエリアの一部として開発。過去、2017年までは星野リゾートがリゾナーレ小浜島として運営受託していた。

今回、星野リゾートが再び運営することでどんな変化が生まれるのか、常に話題を振りまいている会社だけに興味のあるところ。広報に問い合わせてみたのだが「10月に正式発表を目指しておりまして、まだお話できる情報がないのが実情です」と、残念な返事。そこで気になったのが、星野リゾートは運営受託している北海道のトマムリゾートではゴルフ場を観光牧場に転用してしまったこと。まさか小浜島もなんてことは……?

「トマムに関しては、ゴルフ場としても需要はありましたが、豊かな自然に囲まれた広大なフィールドを、より幅広いお客様に楽しんでいただくために考えた結果です」と、同社広報。

まあ、北海道の高原には牧場が似合うのは認めざるを得ないが、どちらかといえば海がメインの沖縄は大丈夫か。取材の最後には、小浜島の正式リリースに当たっては、われわれゴルフメディアにも積極的にアプローチしたいといってくれたので、少なくとも当面はゴルフ場は存続するとみていいだろう。ホッとひと安心するや、業界の風雲児・星野佳路率いるグループがどんなリゾートゴルフの新提案をしてくれるのか、一気に楽しみになってきた。

(本誌・金子信隆)
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