気がつけば賞金ランキング第1位、ジャズ・ジェーンワタナノンドってだれ!?

ジャズの本場、ニューヨークだけに水を得た魚だった!?(写真・Getty Images)
ジャズの本場、ニューヨークだけに水を得た魚だった!?(写真・Getty Images) 【拡大】
全米プロゴルフ選手権で14位タイとなったジャズ・ジェーンワタナノンド。3日目を終えたときは2位タイと好位置につけていたことで、米国のゴルフファンにはしっかりとその存在をアピールできた。ただ、国内では賞金ランキング1位ながらも、その知名度は今一つ。どんな選手なのか、その横顔に迫ってみた。

ワタナノンドはタイ出身の23歳で、8歳のときにゴルフを始める。15歳でプロに転向した後は、アジアンツアーで3勝を挙げ、今年の1月には国内ツアーの開幕戦となったSMBCシンガポールオープンで優勝。翌週にツアーメンバーの登録を済ませ、日本ツアーの出場権を得た。

ドライバーショットはキャリーで300ヤード近く飛ばすが、PGAツアーで戦うには今以上の飛距離がほしいという。全米プロでの活躍で、今年の10月に開催されるZOZOチャンピオンシップへの出場(ブリヂストンオープン終了時で賞金ランキング上位7人)が見えてきたため、今後は日本ツアーをメインにスケジュールを組む予定だ。

「日本ツアーはラフが長いし、グリーンも速いので、PGAツアーと似ています。将来的には、PGAツアーに参戦したいので、日本で上位に入っておきたいですね」

と、熱く語る。現在、賞金を4000万円以上稼いでいるが、好きな食べ物は松屋の牛丼と回転寿司という庶民派でもある。

「できれば、今年はメジャーやWGCなどにできるだけ出場して、フェデックスカップポイントの125位以内に入りたいですね。それが叶わなければ、126位から200位に入って、入れ替え戦に出場するつもりです」

いわゆる松山英樹ルートが理想らしい。10月のZOZOチャンピオンシップは来季のスケジュールに入るが、今シーズン、思うようなルートに乗れなかったときの保険だと考えている。ジャズがそこまでPGAツアーにこだわる理由は、将来的にワールドランキングのトップテンに入りたいからだ。もちろん、その先には、タイ人を母に持つタイガー・ウッズのような選手になりたい気持ちもある。

「あこがれの選手ではありますが、彼は米国で生まれ、米国で育っていますからね」

といいながらも、財布の中にはしっかりとウッズの写真をしのばせているジャズ。どこまでウッズに近づけるのか気になるが、まずは日本での戦いぶりに注目したい。

(ゴルフライター・山西英希)
※2019年6月11日号「芝目八目」より

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