フィジカル強化が奏功して3勝目の勝みなみ 飛んで曲がらないショットの秘密は“腹凹”にアリ!?

腹がヘコむだけでなく球も曲がらなくなるなら、腹筋も頑張れるかも
腹がヘコむだけでなく球も曲がらなくなるなら、腹筋も頑張れるかも 【拡大】
パナソニックオープンレディースで今季初優勝を飾った勝みなみ。それを含めてトップテン5回と好調だが、その要因として、勝自身が挙げているポイントに飛距離アップがある。

「このオフからトレーニングを始めていますが、そのおかげでドライバーの飛距離が10ヤードぐらいは伸びたと思います」

通常、飛距離が伸びると方向性は落ちる傾向にあるが、勝の場合、昨年55.4422%だったフェアウエーキープ率が61.2245%まで改善。その理由を今年から勝のフィジカルトレーナーを務める大迫伸二氏は次のように語る。

「昨年まで勝さんは腹筋をうまく使えていなかったため、上体と下半身が連動せず、腕だけの力で振っていました。そこを改善し、今は下半身リードのスイングができるようになったことが大きいと思います」

アドレスからお腹をへこませた状態で腹筋に力を入れると、上体と下半身が連動するため、パワーを効率よく使えるようになる。その結果、力を入れなくても、ヘッドスピードが上がり、飛距離が伸びる。その際、無駄な力が入らない分、方向性もアップしたというわけだ。

もちろん、そう簡単に体が強くなるはずもなく、オフからハードなトレーニングを続けてきた成果である。大迫トレーナーによれば、下半身は筋力、持久力、瞬発力を効率よく鍛えられるジャンプ系のトレーニングが中心で、体幹は腹筋を鍛えることに重点を置いたという。おかげでややポッコリ気味だったお腹が今ではスッキリしており、今後も引き続き鍛えられていく予定だ。

また、今年からスポーツドクターであり、メンタルトレーナーとしても活躍する辻秀一氏に師事。その効果も大きいという。

「最終日はまったくプレッシャーを感じることなく、普通にプレーできました」

と、メンタル面での成長を語った勝。黄金世代初の賞金女王も視界に入るが、着々と土台固めに励む姿を見ると、その視線はもっと先を見据えているようだ。

(ゴルフライター・山西英希)
文・編集部 ※2019年5月28日号「芝目八目」より

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