オーガスタでついに開催された女子アマ競技 歴史的大会に安田祐香は「プロになりたいけど、また出たい」

さながらマスターズの雰囲気に興奮度はマックス!
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オーガスタナショナル女子アマチュアが、4月3、4、6日に行われ、女子の競技を初めてオーガスタナショナルGCで開催される歴史的な日となった。安田祐香(大手前大学1年)とフィリピンと日本の二つの国籍を持ち、今年のアジア大会で個人優勝を遂げたサソウ・ユウカ(笹生優花)が、ともに3位タイに入った。

今大会は世界アマチュアランキング上位者など72人の選手が出場し、予選の2日間をオーガスタ近郊のチャンピオンズ・リトリートGCで開催。上位30人がオーガスタへの切符をつかんだ。21位タイに11人が並び、脱落者一人を決めるプレーオフも行われたが、翌日は予選落ちした選手を含む72人全員がオーガスタナショナルGCで練習ラウンド。この粋な計らいにより、決勝進出が叶わなかった選手もオーガスタを体験できたわけだ。

今年のマスターズは7475ヤード(パー72)の距離で行われたが、女子アマは通常メンバーが使用するとされるティーイングエリアを使い、6365ヤード(パー72 )に設定。それでも女子アマ選手の飛距離に合わせるかのように、フェアウェイバンカーがしっかり効き、オーガスタの難しさは健在。また、ピン位置もマスターズの最終日と同じような設定が多く、グリーンは軟らかめではあったが、“マスターズの雰囲気”を感じられるものだった。ちなみにアンダーパーで回ったのは8人で、ベストスコアは優勝したジェニファー・カップチョの67。

「感動しました。テレビで見るコースを回れるのが信じられなかった」と、おそらく日本人女性として初めてオーガスタをプレーすることになった安田。首位と3打差の通算2アンダー6位で決勝ラウンドに進んだ。「こんなにギャラリーがたくさんいるとは思わなくて、プロの最終日最終組で回ったときより緊張しました」

いい緊張感を持ったまま18ホールをプレー。後半に入ってグリーンが速くなり3パットを3回したことが悔やまれたが、4バーディ・4ボギーのイーブンパー、72でまとめて順位を3つ上げた。

「テレビで見ていたら簡単そうだけど、コース自体もアップダウンがあるし、アンジュレーションがすごくあるなと感じました。興奮度?100です(笑)。マックスです。絶対に日本で経験できないし、夢のようなコースだと思います。すごく濃い1週間でした」

今春、大手前大学に進学した安田は、今年の11月に開催される日本の最終プロテストから受験する。次の目標はプロテスト合格となるわけだが、それとは裏腹に「(オーガスタ女子アマに)また出てみたい」と、笑顔を見せた安田。オーガスタの魔力にすっかり魅入られてしまったようだ。

歴史的で夢のような1週間の思い出を胸に、秋のプロテストに邁進する。

(本誌・小高拓)
文・編集部 ※2019年4月30日号「芝目八目」より

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