コース内で唯一の味方はやっぱり家族がいい?きょうだいにキャディを頼む女子プロが多い理由

見事、姉弟コンビでのリベンジを果たした!
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「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」でツアー初優勝を遂げた河本結。その勝利に、間違いなくひと役買ったのはキャディを務めた一つ年下の弟・力(りき)クンだ。自身も将来を嘱望されるプレーヤーである力クンとは一昨年の同大会に姉弟コンビで挑んだが、結果はあえなく予選落ち。リベンジを果たすため、再びキャディを依頼したという。

弟をキャディに起用するメリットは何か、河本に聞いてみると、

「小さいころからずっと一緒に練習してきたし、高校も大学も同じなので、やっぱり安心感があります。同じスポーツをしているので、ゴルフに対する向き合い方から、ボールにどうコンタクトするかなど、感じることが一緒なんです。家族だから息もぴったりですし、最後に誰を信じるかといえば、やっぱり家族。安心感と信頼感はすごくありますね」

同大会では藤田光里も妹・美里さんをキャディに起用していた。

「今季初のツアー出場で、昨季からここまで、時間が空いたことによる緊張や不安を消すために頼みました。妹が担ぐのは5年ぶりですね。私はしっかり距離を数字で出してプレーするタイプですが、妹は感覚派。タイプが違うからこそ、お互いのいい部分を足し合っていければと思って。結果は予選落ちでしたが、リラックスしてラウンドできたのは美里のおかげだと思います」と、藤田。

いいことずくめのようだが、デメリットはあるのか、あえて聞いてみると、

「プロキャディさんと比べたら、やっぱり風の読み、ラインの読み、手際が全然違いますね。そもそも職業としてやっているプロキャディさんと普段プレーヤーである弟とを比べるのは申し訳ないですけど、私が自分でやることも多かったので、ちょっと疲れました(笑)。毎試合はきついですけど、またエリエールとかリコーカップでお願いするつもりです」(河本)

「デメリットはほぼないですね。ただ、キャディバッグが重くないかな? とか、坂道がきつくないかな? と、つい心配してしまいます。やっぱり妹なので……」(藤田)

他にも松田鈴英、吉本ひかるも姉をたびたびキャディに起用している。コースに出ればキャディが唯一の味方。それが家族、しかも姉妹や姉弟であることは、多少のデメリットを差し引いても選手にとってプラスに働いているということだろう。

(本誌・島村真理子)
文・編集部 ※2019年4月23日号「芝目八目」より

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