【GOLF、今この人に聞きたい!】 第145回:小林和則さん

 小林さんが真面目に取り組み始めたのは、ほんの4年ほど前。大学時代に所属していたバスケットボール部のOB会に参加し、現役選手と試合したことがきっかけだった。

 「学生は50歳のOB相手でも容赦なくマークしてくるんです。チームプレーだから何とかしようと一生懸命やると、もう命の危険を感じました(笑)。そして今後やっていけるスポーツは何かと考えたときに、あっ、ゴルフだと」

 それからはスクールに通い、雑誌を読み漁って仕事と家庭以外の頭の中はゴルフ一色になった。ゴルフを本格的に始めると、今までと違う人間関係が生まれる。仕事の仲間、ただゴルフを楽しむだけの仲間が増え、ゴルフ好きの社員との交流も深まった。

 「共通の友人を介して知り合ったプロゴルファーの江連忠さんとのラウンドが面白いんです。彼も普段は教えているばかりなのでたまには楽しくゴルフがしたい、というので、仕事抜きのラウンドです」

 それでも仕事柄か江連さんはどうしてもアドバイスが口から出てしまう。初めてのラウンドで何ホールか回ると「お願いだから打ち終わった後にクラブを右手で持たないで。カッコ悪いよ」と指摘された。打ち終わったらスッとクラブを両手の間から落とすか、タイガー・ウッズのようにヘッドをクルッと回してほしい。いわれたとおりにやってみると、フィニッシュでクラブを右手で持ってしまうのは、右手に力が入っているからなのだと分かった。小林さん自身はレッスン書に書いてあるとおり、力を入れずに打っているつもりだったが、「右手に力を入れない」というだけではその加減が分からない。江連さんのひと言で、そこに明確な基準が与えられたわけだ。

 「言い方が素敵ですよね。さすがだなと思って。ほかにもどうでもいいことをちょくちょくいうんですけど、後で深く考えると、こういうことをいいたかったんだな、と分かるんです」

 いい言葉はいいゴルファーをつくるが、その前に健康で体力があることが重要だ。ゴルフでいいパフォーマンスを出すためのアドバイスをいただきたい。

 「よく〝目にいいからコレ〞、〝ヒザにいいからコレ〞といってサプリメントを選んでいる方がいますが、まずはベースサプリメントで、健康な体づくりの基本となるビタミンとミネラルを補うことをお勧めします」

 厚生労働省が推奨する一日に必要な栄養素をすべて食事から取ろうとすれば、野菜だけでもとてつもない量になってしまう。昔と比べると野菜に含まれる栄養素の含有量が減っていることも一因だ。それを補うことがサプリメントの最大の強みである。

 もう一つは最低限、朝と夜に化粧水と保湿アイテムを使用すること。私も含めて美容関係に疎い男性読者のためにともう少し詳しく尋ねると、化粧水は肌に水分を与えるためのもの、保湿剤はその水分が蒸発しないようにキープするアイテムであるとのこと。

 「スポンサー契約以降、毎年永井プロをゲストに迎えてコンペを開催していますが、参加者はみんな活気があります。同じ仕事を頼むとしたら、多くの人は見た目が元気な人にお願いするはずです。いいイメージがつくれるのであれば、美容や健康に投資する価値があると私は思います」

 小林さんのいうとおり、「本当に忙しくてさー」といいながら見た目がどんよりとしている人は、仕事も健康も管理がマズいからじゃないかと思ってしまう。取材終了後にスポーツライフに役立つというドリンク〈ジースリースポーツ〉をいただいた。数日後のラウンドの際、プレー前に初めての飲み物を体に入れるのは不安だったので、終了後に飲み、1時間ドライブして夕方の会食に臨んだ。朝5時起きでゴルフに行った後にしては、運転中も会食中も眠くならずに過ごすことができた。活気あるイメージづくり、この日はうまくいったかもしれない。

小林和則さん(こばやし・かずのり)
1965年生まれ、東京都出身。早稲田大学卒業後、日本の大手建設会社に就職。企業派遣としてロチェスター大学経営大学院にてコーポレートファイナンス&アカウンティングを専攻しMBAを取得。その後、ヨーロッパのIT企業やアメリカのフィルム企業でファイナンス業務を経験。日本や海外マーケットのダイレクトセリング業界に携わった後、2011年ニュー スキン ジャパン株式会社入社、15年より代表取締役社長に。同社は昨年、開業25周年を迎えた。ゴルフは月に2~3回のペース。ホームコースは山梨県のメイプルポイントGC。ベストスコア82。いつかは家族と一緒にプレーするのが夢だとか。

永井花奈選手をアイコンにさまざまな取り組みを ニュー スキンは世界中の社員と会員が社会貢献活動を行っている。

 「永井花奈選手にも協力していただいています。毎年、獲得したバーディ数に応じてわれわれのチャリティ基金に寄付をくださったり、都内の児童養護施設で子どもたちと一緒に岩手・宮城・福島の児童養護施設の子どもたちへのクリスマスプレゼントを作るイベントに参加してもらっています。実際に足を運んで子どもたちと一緒に遊んでくれる、チャリティに積極的なところも、永井選手と契約してよかったと思うところです」

 今年も永井選手はニュー スキンのロゴが入った帽子を着用しツアーへ参戦する。 



週刊パーゴルフ(2019年3月26日号)掲載 / 写真・鈴木健夫

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