「契約変更」、「フリー転出」、「古巣に復帰」…女子ツアーのクラブ契約それぞれの事情

本間ゴルフからヤマハに契約変更した永井花奈
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ツアー開幕戦の風物詩といえば、選手が使用するクラブなどが入れ替わっていること。今年も、気持ちを新たにスタートを切った選手がいる。国内女子ツアーのシード保持者とQT上位者を中心に、クラブ契約が変わった選手を見ていこう。

まずは、新たにメーカーと用具契約を結んだ岡山絵里、永井花奈、三浦桃香、小滝水音の4選手。メーカーと契約すれば、最先端の技術を投入した最新クラブを使えるのはもちろん、選手の要望に応じた細かな調整をメーカーが行ってくれるという安心感もある。

岡山はクラブ契約フリーから古巣であるダンロップへ復帰した。「同じスタッフと試合ごとにいろいろ話しながら調整していって、自分のクラブを作っていくほうがいいなと思いました」と、その理由を語る。

永井は、2016年のプロ転向時から契約していた本間ゴルフからヤマハへ移籍。「クラブは技術の次に大事なもの。実際にヤマハさんのクラブで打ってみて『使いたい!』と思って決めました」と話す。

黄金世代では、三浦がクラブ契約フリーからキャロウェイゴルフと契約。「昨年もキャロウェイのクラブを使用していて、優れた性能を実感していましたし、スタッフの方の手厚いサポートもありがたく感じていました。このたび契約できて本当にうれしく思いますし、今まで以上に頑張らなければ、と思っています」

また、同じく黄金世代の小滝もマジェスティゴルフからアキラプロダクツへ。「今年2月に試打して決めました。見た目はハードなのに、そこまで難しいクラブではありません。操作性と直進性がいいのが決め手ですね」

黄金世代の二人は、今季QT上位の資格での出場となるが、リランキングの上位に食い込み、後半戦の出場権を確保したいところだ。
女子ツアーの主な契約変更
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そして、クラブ契約フリーを選んだのは4選手。一人目は06年の賞金女王で、ツアー通算18勝を誇る大山志保。「今年は2勝して節目の20勝を迎えたい」と意気込む大山は、ヤマハ契約から心機一転、10シーズンぶりとなるクラブ契約フリーで戦う。

二人目は笠りつ子。笠はツアー通算5勝を挙げているが、昨年は8年間守った賞金シードを失った。「限られたゴルフ人生なので、いろいろなものを試したい」と、13年から用具契約を結んできた本間ゴルフを離れ、クラブ契約フリーとして出直しを図る。

3人目はツアー通算3勝のイ・ミニョン。17年の日本参戦時からテーラーメイドを使用してきたが、クラブ契約フリーの道を選んだ。そして最後は金田久美子。13年から使用してきたダンロップからクラブ契約フリーとなり、再起を狙う。

4選手を含め、クラブ契約フリーの選手には実力者が多い。自分のさらなる可能性を探る意味もあっての決断なのだろう。

今シーズンはまだ始まったばかりだが、彼女たちの選択が“吉”と出るのか…結果を見守りたい。

(本誌・島村真理子)
文・編集部 ※2019年4月2日号「芝目八目」より

週刊パーゴルフ2019年4月2日号(2019年3月19日発売)の芝目八目では、以下のようなラインアップでゴルフ界の気になる最新情報をお届け中です。
●「契約変更」、「フリー転出」、「古巣に復帰」…女子ツアーのクラブ契約それぞれの事情
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