【GOLF、今この人に聞きたい!】 第141回:種田芳郎さん

 「一日中ゴルフ場にいると相当な量の紫外線を浴びます。目にとっては白内障が進行する原因になりますから、きちんと対策しないといけません。ぜひUVカット機能のあるメガネで目を守ってください」

 紫外線対策といえば思いつくのはサングラス。色を濃くするほど紫外線がブロックできると考えがちだが、それは誤解だ、と種田さんはいう。

 「レンズにUVカットの機能があるかどうかです。色をつけるのは好みの問題だと考えてください。茶色でも青色でも、何色でも構いません。中嶋常幸プロがメガネを外すと目の周りだけ日焼けしていないのは、透明なレンズでも紫外線をブロックしている証拠なんですね」

 なるほど。普段メガネを掛けている人にとって、度つきのサングラスは値が張るしゴルフのときにしか使わないから、と購入するのをためらってしまいがちだが、普段使いのメガネのレンズをUVカット機能を持つものに替えれば、一本で済むというわけだ。

 「年を取れば肌にシワが出てくるのと同じで、目にだって加齢現象が起こります。それが白内障というわけですが、シワ対策と同様に進行を遅らせることもできるんです」

 また、これからスギ花粉の季節が到来する。花粉症の私はかゆくてつい目をこすってしまい、気がつくと真っ赤になってしまうことがある。花粉防止メガネはプレーに支障を感じるため、私は使っていない。だからハーフタイムの休憩やプレー後に水道で目を洗うようにしている。しかし、これは目にとってはあまりよくないそうだ。

 「もちろん、目にゴミが入ってしまったときなど、緊急の場合は洗う必要があります。しかし、日常生活の中で目を洗うのは基本的にはよくないことですね」

 眼球は3層構造の涙に覆われている。内側から粘液、漿液、そして一番外側には油分がある。この油分があるために、風に当たってもすぐに涙が乾かないようになっている。しかし、洗うことによってこの3層のバランスがバラバラになってしまうのだという。

 「もちろんすぐにバランスは戻るようにできています。それでも目がゴワゴワするのが気になるのであれば、目薬を使うことをお勧めします」

 せっかくの機会なのでずうずうしくも、もう一つ質問。私はゴルフ用に度つきのサングラスを掛けているが、最近度数が合わなくなってきた気がする。特にパッティングのときがひどく、どうしても真っすぐ構えている気がしないのである。

 「それはおそらく老眼でしょう。老眼は45歳くらいから60歳くらいまでの期間どんどん進んでいきますから、2〜3年ごとにメガネの度数の見直しが必要ですね」

 なんと、そんなスピードで進んでいくとは驚きだ。一般論として近視が進むのは20代半ばまでで、その後しばらくの間、視力は安定するといわれている。そして40代半ばごろから老眼が始まる。これは水晶体の厚みを調整する筋肉の能力が衰え始めるからである。

 「それ以外にもいろいろ問題が生じ始める年齢ですから、眼底検査を受けるといいと思います。眼底検査は糖尿病、動脈硬化などいろんな病気の兆候を調べることができます。血管の硬さをチェックするなら眼底を見たほうがいいくらいです」


「目の老化を遅らせるために普段使いの老眼鏡もUVカットレンズに」

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