東京オリンピック会場の霞ヶ関CC東Cがお披露目。レジェンド3人が戦略性の高さに太鼓判

東京オリンピックのゴルフ競技対策本部で尽力している中嶋常幸(左)、小林浩美(中)、倉本昌弘(右)が3人そろってコースを視察ラウンドした
東京オリンピックのゴルフ競技対策本部で尽力している中嶋常幸(左)、小林浩美(中)、倉本昌弘(右)が3人そろってコースを視察ラウンドした 【拡大】
2020年の東京オリンピックの開幕まで、あと約1年半となり、ゴルフ競技会場となる霞ヶ関カンツリー俱楽部東コースにおいて日本ゴルフ協会がメディア・デーを開催。2016年のコース改修後に初めて、生まれ変わったコースが約110人のメディアにお披露目された。

イベントには、オリンピック競技対策本部強化委員会委員長の倉本昌弘、同副委員長の小林浩美、同企画準備委員会委員の中嶋常幸の3人が参加。10、11、18番の3ホールをラウンドし、コースコンディション、芝を張り替えられたうえアンジュレーションが強く複雑になったグリーン、位置や形状、深さの変貌をとげたバンカーなどコースの印象などを語った。

プレーした3人は、プロの視点からも納得のコメント。「以前よりグリーンが大きくなったから乗りやすくなったけど、乗ったら最悪というところもあって難しい」(倉本)、「オリジナルのよさを生かしつつダイナミックによい変化が加わった。グリーンのアンジュレーションは大きいが、ピンを切る位置も多くあり、バンカーも効いている」(中嶋)、「メリハリがあってホールごとに考えさせられる。全ホールがチャレンジング。エキサイティングな試合内容になる」と、称賛した。
以前よりもグリーン面が2mほど下げられ、ピン位置が確認できるようになった10番パー3
以前よりもグリーン面が2mほど下げられ、ピン位置が確認できるようになった10番パー3 【拡大】
霞ヶ関CCではもともとコース改修を考えていたが、オリンピックの開催が決まったことで一気にGOサインが出た。チャールズ・ヒュー・アリソンが改造した名コースと知られるコースをリデザインし、より戦略性を高めたのは名設計家・トム・ファジオと息子のローガン・ファジオ。クラシカルな印象は残しつつもフェアウェイには適度にうねりが加えられ、さらに国際大会の運営に長ける国際ゴルフ連盟と相談のうえ、距離の延長と1グリーン化を目指した。その結果、距離は484ヤード伸びて7466ヤードに(パー72は71に変更)。600ヤードを超えるパー5が2つ、200ヤード超のパー3も3つあり、世界のトッププロが金メダルを目指すにふさわしいコースに変貌を遂げた。

たとえば10番ホールのパー3。以前はディグラウンドよりグリーン面が高く、お椀型のグリーンに行ってみたら奥にこぼれていたということもあった。しかし、トム・ファジオはグリーン面が見えることがよりフェアであるとの思想から、グリーンの高さを約2m低くしてティショット時にピン位置が目視できるように改修。写真でも分かるように、グリーンの傾斜を見せることで攻めるポイントを絞らせるようにしている。

こうした変更は、東コース全ホールにわたっており、ホールによってはかなりの変貌を遂げているところもある。オリンピックでは13フィート前後の速さのグリーンに仕上げられるのではないかとの憶測もあり、世界のトッププレーヤーに最高の技術を発揮させるコースとなっている。

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