発売直後のプロV1とスリクソンZスター、スタートダッシュを決めたのはどっち?

ボール売り場で、熱い戦いが始まった。左が〈プロV1〉シリーズ、右が〈Zスター〉シリーズ
ボール売り場で、熱い戦いが始まった。左が〈プロV1〉シリーズ、右が〈Zスター〉シリーズ 【拡大】
2年ぶりのニューモデルとなる〈プロV1/プロV1x〉と〈スリクソンZスター/ZスターXV〉が2月8日に新発売された。

〈プロV1〉シリーズは、世界中のツアーで最も多くの勝利を挙げ続けてきたモデルの10代目。今モデルはカバーの極薄化を進めつつ中間層を厚くし、スピン性能やコントロール性はそのままにボール初速をより高めているほか、初めてイエローカラーも用意された。一方の〈Zスター〉シリーズは、形状復元性、耐傷特性、振動吸収性などに優れる高分子材料「セルム」を世界で初めてゴルフボールのコーティングに採用。飛距離性能を高めながらも、優れたスピン性能とソフトな打感を高次元で両立している。

ともに大きな進化を遂げているのは間違いないが、店頭でのゴルファーの人気を集めているのはどちらなのか。都内の大手量販店で聞くと、発売から最初の週末は6:4の割合で〈プロV1〉シリーズの人気が高かったという。ただ、問い合わせはほぼ同数だったことから、人気は二分されていそうだ。それを裏づけるように二木ゴルフでは「〈Zスター〉シリーズは先行オウンネームキャンペーンを1月に行っており、その商品引き渡しは1月中旬から始まっています。2月8日の発売を待ちきれない方は、それを利用されているはず」という。

また、とある量販店関係者は「マークダウンした旧モデルの流通量は〈Zスター〉のほうが多く、〈プロV1〉は絞っていた」と証言しており、それが新製品の販売に影響している可能性も拭い切れない。それらを鑑みるとスタートダッシュは五分五分と見るべきだろう。

しかしながら、今ニューボールを買っている人は熱心なゴルファーが多く、ゴルフ仲間の間でオピニオンリーダーとなっている層が一定数いる。その人たちがプレーしてボールの評価を下し始めたり、〈TP5〉シリーズや〈クロムソフト〉シリーズが登場した後に、〈プロV1〉〈Zスター〉両シリーズの売れ行きがどう変わるのかは流動的。使用プロの活躍にも影響を受けやすい商品だけに、ゴルフシーズンに向けて覇権争いは熱くなりそうだ。

(本誌・中澤浩治)
文・編集部 ※2019年3月5日号「芝目八目」より

2019年3月5日号(2019年2月19日発売)の芝目八目では、以下のようなラインアップでゴルフ界の気になる最新情報をお届け中です。
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