タイトリスト〈TS3〉が米ツアーで使用率1位!その理由は契約フリー選手の増加?

使用率1位を獲得した〈TS3〉(左)と兄弟モデルの〈TS2〉
使用率1位を獲得した〈TS3〉(左)と兄弟モデルの〈TS2〉 【拡大】
松山英樹が3位タイと健闘したファーマーズインシュランスオープンでは、タイトリストのゴルフクラブがすべてのカテゴリーで使用率トップになった。

タイトリストといえば、これまで〈プロV1〉、〈プロV1x〉の2モデルによるボールの使用率で存在感を見せてきたメーカーだ。この試合でも全体の72%に当たる112人の選手が使用し、2位メーカーに5倍以上の差をつける圧倒的な使用率を誇っている。さらに〈ボーケイ〉ウェッジ、〈スコッティ・キャメロン〉パターの使用者の多さもいうまでもない。

今回、特に注目されるのがドライバーだ。年明けからキャロウェイ、テーラーメイド、ピンと有力な新製品が発表され、各社とも契約プロを中心にスイッチが始まっているが、こと使用率に関していえば、タイトリストが4週連続で1位になっている。その使用者は全体の約30%に当たる47人で、2位メーカーの36人(23%)を大きく上回っている。

牽引するのは、昨年9月に発売された〈TS〉シリーズだ。モデル別使用率では、よりパワーヒッター向けの〈TS3〉が29人の使用で1位になっている。兄弟モデルの〈TS2〉と〈TS3〉の割合は4:6くらいで、低スピン性能が高い〈TS3〉にやや人気が集まっているようだ。この試合で2位になったアダム・スコットも〈TS3〉の使用者だ。

かつては、クラブの総合契約とは別に、ドライバーを使用することでマージンが発生する、通称“ティアップボーナス”を設定するメーカーもあり、使用率アップにひと役買っていた。しかし、最近は、契約選手自体を絞るメーカーも増えてきており、こうした習慣も消滅しつつある。また昨年のメジャー優勝者のすべてがクラブ契約フリーだったように、契約をせずクラブを自由に選ぶ選手も増えてきている。そんな状況で、金銭的な理由からではなく、フラットな立場でドライバーを選んだとき、現状、〈TS〉シリーズを選んでいる選手が多いということだろう。

前述の3社も新製品の使用者を増やしており、これからドライバー使用率をめぐる4つどもえの戦いが熾烈になりそうだ。

(ギアライター・コヤマカズヒロ)
文・編集部 ※2019年2月26日号「芝目八目」より

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