手軽に自分のスイングを3D化できる画期的ウェアを帝人が開発

練習場でこんな格好のゴルファーが増えるかも?
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スイングの動きをデータ化して、コンピュータ上に3Dで自分の分身を作ることができるモーションキャプチャー技術。スイングのクセなどが丸分かりになる先端技術だが、GEARSなど、何方向かからスイングを動画撮影して3Dモデルを生成するため大掛かりな設備が必要なことが多かった。しかし、ただ着るだけでモーションキャプチャーが可能なウェアを帝人フロンティア株式会社が開発した。

「MATOUS MS(マトウス エムエス)」と名づけられたこの製品は「高精度に人の動きをとらえるモーションセンシング技術と、滑り止め性能に優れる超極細繊維『ナノフロント』を複合化したセンシングウェアに、着用時の動きと、正しい動きの誤差を可視化するアルゴリズムを付与したコーチングアプリケーション」だという。将来的には視覚的なデータを基に、労働現場での高度熟練技能者の技能継承やリハビリ現場での効果的なサポートなど、スポーツにとどまらない幅広い分野での応用を考えているが、プレスリリースにゴルファーの写真が添付されているとおり、まずはゴルファーを大きなターゲットとしているようだ。
キャプチャーした動きは、このように表示される
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素材として使用されている「ナノフロント」は帝人が開発した超極細ポリエステルナノファイバー。直径が700ナノメートルで、1本の糸の断面積が髪の毛の7500分の1という超極細繊維だ。これだけ聞いていると何がメリットなのか分からないが、実はゴルファーにはなじみが深い。ゴルフグローブにも採用されている素材なのだ。スエードのような風合いのアレか、と分かった人もいるのでは? ナノフロント素材のグローブの利点は、なんといっても滑りにくいこと。雨や汗でぬれてもグリップ性が落ちないことから、特に梅雨や夏場には愛用している人も多いのではないだろうか。この滑りにくいナノフロントの生地に多数のセンサーを埋め込むことで、センサーの位置がズレにくくなり、動きを正確にデータ化することができるというわけだ。

大掛かりな設備がなくてもスイングを丸裸にすることができるこのウェア、気になるのは発売時期と価格のほうだが、帝人コーポレートコミュニケーション部に問い合わせたところ、残念ながらいずれも未定とのこと。一般ユーザーが手に届く価格になればありがたいのだが。

(本誌・金子信隆)
文・編集部 ※2019年2月19日号「芝目八目」より

2019年2月19日号(2019年2月5日発売)の芝目八目では、以下のようなラインアップでゴルフ界の気になる最新情報をお届け中です。
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