
ドライバーにはさまざまなルールが定められているのはご存じだろう。ヘッド体積は460㎤、フェースの反発係数は0.83の上限があり、シャフトは一定方向にだけ曲がりにくいものは違反とされている。ところが、これらルールのすべてを破る「体積480㎤」「反発係数0.855」「トウダウンしにくいシャフト」というドライバーが3月1日にキャスコから発売されることが分かった。いわゆる高反発ドライバーはいくつかのメーカーから販売されているが、3つのルールを破っているのは突き抜けた感がある。
〈ゼウスインパクト イージースペック〉(以下、ゼウス)と名づけられたこのドライバー(1本10万円+税)。気になるのは、その性能だ。早速取り寄せて編集部員がプロとともに打ってみた。比較するドライバーは2018年パーゴルフギア大賞で上位に入ったアベレージ向け売れ筋ドライバー(以下、A)。実質的なシャフト長さ、フレックス、ロフト角は両者同じで、トウダウンの具合も調べるため、スイング&クラブ挙動を解析する〈ギアーズ〉を使用した。
〈ゼウスインパクト イージースペック〉(以下、ゼウス)と名づけられたこのドライバー(1本10万円+税)。気になるのは、その性能だ。早速取り寄せて編集部員がプロとともに打ってみた。比較するドライバーは2018年パーゴルフギア大賞で上位に入ったアベレージ向け売れ筋ドライバー(以下、A)。実質的なシャフト長さ、フレックス、ロフト角は両者同じで、トウダウンの具合も調べるため、スイング&クラブ挙動を解析する〈ギアーズ〉を使用した。