日本男子ツアーは開幕したものの3カ月間試合なし 長いオフの間、選手たちは何をやっているの?

SMBCシンガポールオープンで2位タイに入り、全英オープン出場権を獲得した藤本佳則(写真・Getty Images)
SMBCシンガポールオープンで2位タイに入り、全英オープン出場権を獲得した藤本佳則(写真・Getty Images) 【拡大】
海の向こうでは松山英樹と小平智が米国で、谷原秀人と宮里優作が欧州で転戦している。日本男子ツアーはアジアとの共同主管試合、SMBCシンガポールオープンで2019年シーズンの開幕を迎えたが、次戦は4月の国内開幕戦となる東建ホームメイトカップ(4月18~21日)と3カ月も空く。選手たちはどんなオフを過ごすのだろうか。

まず、マスターズ(4月11~14日)の特別招待を受けた昨年の賞金王、今平周吾は、すでにソニーオープン・イン・ハワイ(33位タイ)、シンガポールオープン(棄権)に出場している。今後はマスターズに照準を合わせる。

「飛距離アップとスイングの安定感を高める」ことを課題としており、1月末から2週間ほど海外でトレーニング合宿を行う。その後、WGC-メキシコ選手権(2月21~24日)に出場した後、ワールドランキング64位以内に入ってWGC-デルマッチプレー(3月27~31日)を戦ってマスターズに乗り込む考えだ。

選手会長を務める石川遼は、会長業務などもあり、まとまった合宿の予定はない。しかし、欧州と豪州の共催試合のISPSハンダヴィックオープン(2月7~10日)の出場を決め、豪州・ヴィクトリアに飛ぶ。また3月までに海外の試合出場も検討している。

石川と同様、ISPSハンダヴィックオープンに出場を決めているのが、16年賞金王で奪回を目指す池田勇太だ。池田はその翌週の欧州と豪州、アジアの3ツアー共催のISPSハンダワールドスーパー6パース(2月14~17日)にも出場。そして3月にはマレーシアで開催される欧州とアジアの共催試合のメイバンク選手権にも出場を予定している。試合の合間は、例年どおり国内で合宿を行う。

また豪州ツアーのニュージーランドオープン(2月28日~3月3日)はJGTOの出場枠があり、星野陸也や時松隆光らが出場予定だ。

「インフルエンザにかかりました」と話すのは、昨年の東建ホームメイトカップでツアー初優勝を遂げた重永亜斗夢だ。

「昨年もインフルエンザから始まりました。持病(潰瘍性大腸炎)もあるので、体調を整えることから始めます」

失礼ながら縁起のいい(?)1月を過ごし、2~3月は国内で合宿などを行い、山口県オープン、北九州オープンなどローカル大会に出場する予定だ。

重永のようにローカル大会に出場してから国内開幕を迎える選手が多い。しかし、国内開幕まで試合に出る予定がないというのが、SMBCシンガポールオープンで優勝争いの末、2位タイに入った藤本佳則だ。

「昨年、終盤からつかんだものがあって、シンガポールではそれがよかったです。あまりボールは打っていませんでしたが、トレーニングを続けていたのがよかったと思います。状態がいいので試合がないのは残念ですが、4月まで準備をするだけです」

4月の開幕までに国内と海外での合宿を予定しているが、基本的には週2~3回のトレーニングを中心に調整をする。

国内で試合がなければ海外に試合を求める選手、集中して準備を進める選手など、やり方はさまざまのようだ。

(本誌・小高拓)
文・編集部 ※2019年2月12日号「芝目八目」より

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