アリソンの原図から開場当時のコースが蘇る?廣野GCが原点回帰&近代化の改修を開始

開業時の3番ホール
開業時の3番ホール 【拡大】
米国を代表する複数のゴルフ誌で毎回世界のトップ100コースに選ばれている廣野ゴルフ倶楽部(兵庫県)が、今月からコースを閉鎖して全18ホールの改修に入った。川奈ホテルゴルフコース富士コース、名コースと謳われた東京ゴルフ倶楽部朝霞コースを手がけた英国人設計家のチャールズ・ヒュー・アリソンの代表作といわれる同コース。どんな改修が行われるのだろうか?

実は戦時中に廣野GCは食料調達目的で畑にされていた経緯があり、樹木も生長し、オリジナルデザインとは少し異なっている部分がある。アリソンのコース設計の原図を基に1932年の開場時の姿に戻す試みがなされるという。縁が荒々しいアリソンバンカーも再現されるかもしれない。

改修を担当するのは、アリソンと同じ英国人のマーティン・イーバート氏。ロイヤルポートラッシュ(2019年開催)をはじめ、いくつもの全英オープン開催コースの改修に携わった実績を持ち、アリソンの設計思想を原図から読み取れる数少ない設計家の一人だ。

また今回の改修では原点回帰とともにコースの近代化も考えられている。プロやトップアマの試合ができるようにと総ヤーデージ数を延ばす予定で、グリーンも芝をペンクロスから変更するという。採用されたのは、多くの名門コースで現在採用されている〈007〉と最新の注目芝種〈777〉の混合。共に高温多湿の日本にぴったりの芝で、混合することで芝にさまざまなストレスがかかってもグリーンが使えなくなるリスクが減るという。

改修工事が順調に進めば10月1日に仮オープンされるというが、どんなコースに生まれ変わるのか今から楽しみだ。

(本誌・中澤浩治)
3番ホールのフェアウェイ<改修前>
3番ホールのフェアウェイ<改修前> 【拡大】
3番ホールのフェアウェイ<改修後イメージ>
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7番ホール拡大<改修後イメージ>
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文・編集部 ※2019年1月29日号「芝目八目」より

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