苦手のソニーオープンで始動した松山英樹 「マスターズまでに上位争いしたい」

新しい帯同キャディの早藤将太(左)と談笑する松山(写真・Getty Images)
新しい帯同キャディの早藤将太(左)と談笑する松山(写真・Getty Images) 【拡大】
今年はソニーオープン(米国ハワイ州・1月10~13日)で初戦を迎えた松山英樹。実は開催コースのワイアラエCCは過去5回の出場で最終日に進んだのが17年(27位)の一度だけと、松山の中でも際立って相性の悪いコースだ。しかし「試合に出てプレーしないと調子が分からない。早めに出ておきたかった」と、これから本番を迎える長いシーズンを見据えて出場を決めた。

ケガもあり未勝利に終わった昨年を「大変な1年だった」と振り返り、「優勝がなくても上位争いをしていればやっている充実感は出てくるが、それが全然なかった」と、悔しさを募らせた。そのうえで「プレッシャーのかかった場面でのゴルフを長いことやっていない。そこでどういう反応が出るか…。早く優勝争いをしたい」と、今年の目標を掲げた。

シーズン中ながらも12月は年間を通して唯一のオフと呼べる時期で “休養”で1年の疲れを癒やすことを優先させた。

今年、向上させたいところは「全体的」で、その中でも「ティショットが今の課題かな」と話す。昨季の“オフ・ザ・ティ”ストロークゲインド(パー4とパー5でのティショットのスコアへの貢献度)は0.194でツアー70位と過去5年で最も悪かった。

ドライバーのテストを繰り返し、1シーズンで6種類ものクラブを手にしたのも、その象徴だろう。キャロウェイ〈XRスピード〉という欧州限定モデルを使用した終盤で追い上げ、5年連続のツアー選手権出場を果たしたが、今年の初戦で手にしたのはキャロウェイ〈エピック フラッシュ〉と別モデルだった。ワイアラエCCは距離が短くドライバーの使用頻度は高くないが、それでも3日目までは「ショットに関してはだいぶいいものが出せた」と手応えをつかんだ。

しかし、上位を狙える位置だった最終日は73と崩れた。フェアウェイをとらえたのが4回だけで「何もかもだめだった一日」と唇をかみ、プレッシャーの下でのプレーが課題となった。今年は7月まででメジャー大会がすべて終了するコンパクトなスケジュールになったが、まずは4月のマスターズを見据える。

「それまでに上位争い。優勝できれば最高」と、気持ちはすでにオーガスタへと向かっている。

(在米ゴルフライター・武川玲子)
文・編集部 ※2019年1月29日号「芝目八目」より

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