シニアツアーが2019年日程発表 シニアルーキーにも還暦レジェンドにも注目

PGA競技管理委員長の植田浩史(左)とともに会見に臨む倉本PGA会長
PGA競技管理委員長の植田浩史(左)とともに会見に臨む倉本PGA会長 【拡大】
日本プロゴルフ協会(PGA)が「2019年度PGAシニアツアートーナメント」の日程を発表した。今年の試合数は昨年発表時の19試合から1試合減の18試合。ただ、18年は西日本豪雨の影響で「広島シニアゴルフトーナメント」が中止となったため、実際の開催数としては同数となる見込みだ。

今年は広島シニアは開催されるが、「いわさき白露シニア」が中止となる。これについては、開催コースが今年7月に行われる「日本プロゴルフ選手権」と同じ、いぶすきGCのため、今年に限り大会を取りやめ、プロアマのみを実施することが発表された。

また賞金総額は、昨年の8億4500万円から6800万円減の7億7700万円となる。一方、PGA競技として行われる60歳以上のグランドシニア、68歳以上のゴールドシニアの賞金額が500万円増。さらにシニア後援競技に賞金総額3000万円の「ISPSハンダ・ゴールドシニアオープン」が新設され、これに伴い、ツアー競技の「ISPS・ハンダカップ・フィランスロピーシニアトーナメント」の賞金額が5000万円から2000万円に減ることなども明かされた。
これは、プレーを見せる側のプロ、見る側のアマチュアともに、ゴルフ界全体が高齢化していることを象徴している。考えてみれば、発表を行ったPGA会長の倉本昌弘自身が63歳、中嶋常幸が64歳、室田淳が63歳、尾崎直道でさえ62歳と、シニアツアー人気を牽引してきたレジェンドクラスのプレーヤーたちの多くがとうに還暦を超えている。スポンサーがグランドシニア、ゴールドシニアに賞金を振り向けて、華のあるプロを呼びたいという意向になるのも無理からぬところだろう。

しかし、一方で倉本会長はこんな希望も口にした。

「深堀(圭一郎)選手や手嶋(多一)選手、谷口(徹)選手も登録し、ここから2~3年は50歳以上のシニアツアーが活性化していく」

さらに、今季の出場が取りざたされている丸山茂樹の選手登録についても認めた。

「(新しい選手が多く参入することについて)楽しみな部分もあるが、再度教育が必要で危機感もある。スポンサーの皆さまが選んだお客さまやギャラリーを大事にするという精神をこれからも説き続けていきたい」と、ツアーの明るい先行きを予想しながらも気を引き締める倉本会長。

19年のシニアツアーは、華のあるシニアルーキーのデビューと60歳以上のレジェンドたちの戦い、二重の意味で楽しみだ。

(本誌・金子信隆)
文・編集部 ※2019年1月29日号「芝目八目」より

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●シニアツアーが2019年日程発表 シニアルーキーにも還暦レジェンドにも注目
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