ひと足早く新<プロV1>を入手!ヘビーユーザーの本誌記者が打ってみた

新しい<V1X>(左)と<V1>
新しい<V1X>(左)と<V1> 【拡大】
2年ごとに新シリーズが登場する<タイトリストプロV1>シリーズ。待望の2019年モデルの新シリーズが今年の11月からツアーで投入され、額賀辰徳やチェ・ホソンらが早くも優勝を遂げて話題となっている。

では、アマチュアにはどうなのか? 日ごろから<プロV1X>をエースボールとする記者が、密ひ そかに新シリーズを入手して使ってみた。

新シリーズの感想を述べる前に、タイトリストが行っているボールフィッティングのメディア体験会に参加して、学んだところからお伝えしよう。

一般的にボール選びの基準とされるのがドライバーのヘッドスピード。それを目安にボールを選んでいる人も多いだろう。しかし、タイトリストの考え方は違う。1ラウンドでドライバーを使う回数は多くても14回。ショットの半数以上はグリーンを狙うアイアンショットやショートゲーム。また、ボールの性能はグリーンに近づくショットほど性能に差が出るという観点からも、ドライバーショットでの性能で選ぶよりも、グリーンを狙うショットでの性能を重視すれば、スコアアップにつながるというものだ。

今回は50ヤード、150ヤード、そしてドライバーで診断してもらったが、7番アイアンで150ヤードを打ったデータの差に驚いた。<プロV1>は、スピン量6598回転。<プロV1X>は6900回転。7番アイアンの適正スピン量は6000~7000回転といわれるので、どちらもクリアをしたが、スピン性能に優れていると思っていた<プロV1>のほうがスピン量が少なかったことだ。実際<プロV1>のほうがスピン量は少なくなる設計なのだが、過去の<V1>シリーズの先入観もあり、<V1>=スピン量が多い、と思っていたのをこの場で改められた。その他、打ち出し角やランディング角などのデータから<プロV1X>のほうが合っているとの結論に至った。

<プロV1X>のほうが合っているということを踏まえて、ラウンドで新モデルを打ってみた。

まずはなじみ深い<プロV1X>。ドライバーショットでは、前作に比べてインパクトでボールの重さがあり、弾きのよさを感じた。新旧を打ち分けると5ヤードほど前に出ていた。

アイアンショットはキャリーの伸びを感じた。今までキャリー155ヤードまでしか打てなかった7番アイアンだが、158ヤードの距離でもピンハイにキャリーしていた。ボールを替えるだけで、この伸びはうれしい限り。

<プロV1>のほうは、イメージどおり柔らかい打感は健在。あの打感でも、しっかりと飛距離が出ているから不思議でならない。スピン量が多いという先入観もこの打感の柔らかさがあるからだろう。アイアンショットやアプローチでの“コントロール感”をすごく感じる。現行モデルでは<プロV1X>と<プロV1>ではドライバーショットで10ヤードほど飛距離に差があったが、今回はその差が半分に縮まったように感じる。<プロV1>ユーザーの藤田寛之の言葉を思い出した。

「飛距離性能は<V1X>のほうがいい。実際に試合でも使った。しかし、ショートゲームでの打感の柔らかさが欲しいので、そこを重視して<V1>に戻しました。自分のゴルフスタイルに合わせて選ぶのがいいと思います」

フィッティング効果もあり、<プロV1>は思っている以上に飛んでいることが分かった。今までは飛距離重視で<プロV 1X>を選んでいたが、グリーンを狙うショットでの“コントロール感”を求めた場合、<プロV1>を選択してもいいだろう。それほど二つのボールの性能差は近づいているように感じた。

今度は気温が上がった時季にテストをしたいので、年明け、店頭に並ぶのが待ち遠しい。

(本誌ギア特捜班)
文・編集部 ※2019年1月15日号「芝目八目」より

2019年1月15日号(2018年12月25日発売)の芝目八目では、以下のようなラインアップでゴルフ界の気になる最新情報をお届け中です。
●LPGA放映権問題で小林会長釈明も 有村智恵、比嘉真美子ら選手が不信感を露わに
●フィギュアスケートの新星・紀平梨花は「ヨコミネ式」育ち “先輩”香妻琴乃にその教育内容について聞く
●石川遼がすでに使用開始!キャロウェイの新作は<エピック フラッシュ>
●ひと足早く新<プロV1>を入手!ヘビーユーザーの本誌記者が打ってみた
●夢の舞台で試合をする初めての女性に!?日本の“プラチナ世代”4人がオーガスタナショナル女子アマに出場
●プロゴルフツアーにもドラフト制を導入!?米PGAツアーが大学トップ選手を予選会免除米
●テレビ解説でおなじみの佐藤信人が男子ゴルフの“広報担当”に就任!どんなことをやるの?

スペシャル最新記事一覧

Pargolf Members

すでに会員の方はこちら

最新トピックス


アクセスランキング

ツアー・トーナメント

フォトギャラリー

トーナメントプロ公式サイト・ブログ