20位以下でも前半戦に出場可能!?国内男子ツアーQT順位のカラクリとは?

QT1位となり、来季のフル参戦が決まったリチャード・ジャン(中央)
QT1位となり、来季のフル参戦が決まったリチャード・ジャン(中央) 【拡大】
2019年シーズンの出場権を懸けた国内男子ツアーのファイナルQTが終了した。シード落ちした香妻陣一朗、永野竜太郎が上位に入り、来季前半戦(第1回リランキングまで)の出場権を獲得。シード復活を狙う岩本高志、貞方章男もある程度の出場が見込める20位以内に入った。

来年度のツアー出場資格が変更され、20位までに前半戦の出場権が与えられることになった今年のQT。昨年までは35位以内が目安だっただけに、随分と狭き門になったように感じる。その理由は、チャレンジトーナメント(以下、CT)賞金ランキング2位から20位までの選手とQTランキング2位から20位までの選手が交互に出場権を得ることになったからだ。

CT2位→QT2位→CT3位→QT3位……CT20位→QT20位となり、そこから先はQTのみが対象となる。

CT1位とQT1位には1年間の出場権が与えられるため除外すると、QT20位の選手は、昨年のQT38位に相当するように思える。ところが、実はそうではない。前年度のツアー賞金ランキングでシード権を得られるのが60 人から65人に増えたものの、その下位15人に与えられていた第2シードがなくなったため、実質10人のマイナスに。さらに、CTランキング上位に与えられていた出場権を合わせると都合16人分の枠が空いた形となり、今年のQT20位は昨年のQT22位に相当するのだ。この計算でいえば、今年のQT33位ぐらいの選手までは来季前半戦に出場できる可能性が大きい。

ただ、そこまで枠を広げても長年シード権を維持してきた小林正則、山下和宏、薗田峻輔、松村道央、丸山大輔らはその圏内に入ることができなかったため、来季のツアー出場が厳しい状況に立たされた。推薦出場の可能性はあるが、チャレンジツアーからの再出発となりそうだ。

(ゴルフライター・山西秀希)
文・編集部 ※2019年1月1日号「芝目八目」より

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