練習用の棒を置いてパター練習したノリスに2罰打 いったい何を使えば問題なかったのか?

アイアンをグリーンに置いて練習していれば罰打は課せられなかったのだが…
アイアンをグリーンに置いて練習していれば罰打は課せられなかったのだが… 【拡大】
カシオワールドオープンの初日。ハーフターンの空き時間にパッティンググリーンで練習していたショーン・ノリスが、練習用スティックをスタンスと平行に置いて練習したとして2罰打(規則14-3/人工の機器と異常な携帯品、携帯品の異常な使用)を受けた。

ルールでは、ストロークをするときやプレーするうえで援助となる可能性のあるものの使用を禁止しており、練習用スティックはそれに該当する。賞金ランキング2位のノリスによるルール違反は賞金王争いにも影響することから、普段のルール違反よりも注目されて報道されることになった。

ノリスの違反は平たくいえば、ラウンド中にただの棒を使ってアライメントやスイングプレーンの確認をしたということになるのだが、目視できる直線をつくりたいのならば他にも手だてはある。いったい、何ならば許されるのだろうか。

その基準となるのが「通常、携帯している物であるかどうか」ということ。例えばスティックの代わりにクラブを置いていたら、これは携帯していてしかるべき物なので許される。スコアカードやクラブ拭き用のタオルを広げて置いても同様だ。ただ、現実的ではないがシューズの紐やたばこを何本か並べて一直線にした場合は、同伴競技者から疑義を持たれる可能性があるので、おそらく違反にはならないものの、お勧めはできない。直線をつくる目的でお手軽なのは紐や糸などを使うことだが、これは通常のラウンドで携帯しない物なので使用できない。また、ラウンド中の練習そのものに関して、パッティンググリーンではOKだが、ドライビングレンジでボールを打つのはNGなので、混同しないように注意したい。

なお、目標に対してスクエアに地面にクラブを置いてスタンスをとる初心者が時折見受けられるが、打つ前にクラブを除けばこれは許される。ただし2019年のルール改訂でこの行為は禁止となるので、この点も覚えておきたい。

(本誌・中澤浩治)
文・編集部 ※2018年12月18日号「芝目八目」より

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