堀琴音は「人生終わった感じがします…」 女子ツアー・ファイナルQTの過酷な明暗

明暗くっきりの原江里菜と堀琴音(写真・Getty Images)
明暗くっきりの原江里菜と堀琴音(写真・Getty Images) 【拡大】
女子ツアーの来季出場権を懸けたファイナルQT(11月27~30日、兵庫県・東急グランドオークGC)が行われた。102人の選手が出場し、40位前後までが、来季の第1回リランキングまでのツアー優先出場権を得られる。

通算9アンダーで1位通過を果たしたのは原江里菜。今季賞金ランキング58位でシードを獲得できずにQT行きとなったが、「本当に疲れました。今日はしっかり締めていこうと思ったし、いい締めくくりができた。来年はここに絶対に来ません!」と、ホッと胸をなで下ろした。

通算7アンダーの2位に入ったのは1998年生まれの淺井咲希。勝みなみ、新垣比菜ら“黄金世代”の同年代で、来季の活躍が期待される。3位に前田陽子、4位に大西葵、5位に福山恵梨が続いた。

通算6アンダーの6位にも“黄金世代”の三浦桃香。今季は33試合に出場しながら予選落ちが多く、プロテストも不合格と不調続きだったが、「1年間、我慢してきたのが最後に生きた。来年は予選落ちを減らしたい」と笑顔を見せた。

今年賞金ランキング65位でシードを喪失した吉田弓美子は、通算4アンダーの11位。また、今季韓国ツアー賞金ランキング2位のペ・ソンウは、最終日に68を叩き出して、通算3アンダーの14位に食い込んだ。

トーナメント特別保障制度の適用から今年9月に約1年ぶりにツアー復帰した表純子も通算3アンダーの22位(※)。また、米ツアーを離れて、日本ツアー参戦を表明していた宮里美香も、通算2アンダーで27位に入った。

今季賞金ランキング56位でシードを獲得できなかった金田久美子も、通算1アンダーの35位に入り、どうにか第1回リランキングまでの試合は確保できそうだ。また、今年賞金シードを失った新海美優(通算4アンダー・10位)や辻梨恵(通算2アンダー・29位)も、元シード選手の意地を見せた。

一方で、上位入りを期待されながらも涙を流した選手も多かった。

注目の“セクシークイーン”アン・シネ、“次世代セクシークイーン”ユ・ヒョンジュの二人は、ともにスコアを伸ばせず通算2オーバー。アンは51位、ユは59位となり、来季日本ツアー出場は限定的になりそうだ。

他にも西山ゆかり(76位)、川岸史果(79位)、松森彩夏(81位)、セキ・ユウティン(82位)、堀琴音(83位)、服部真夕(97位)ら、レギュラーツアーでも実績のある選手がスコアを伸ばせず、来季はステップ・アップ・ツアーが中心となる。

特に悔しかったのは堀だろう。2日目は67でスコアを伸ばしたが、3日目に75、最終日に79を叩いてしまった。2015年から3年連続でシードを保持していたが、今季賞金ランキング114位と不調。ホールアウト後、「人生終わった感じがします…」と涙を流しながらも、再起を誓っていた。

※順位がタイの場合は「第4ラウンドのスコア→第3ラウンドのスコア→第2ラウンドのスコア→第4ラウンドの18番ホールからのカウントバック」により順位を決定

(本誌・金 明昱)
文・編集部 ※2018年12月18日号「芝目八目」より

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