PGMが全長約3600ヤードの「ピンクティ」を導入 男性もちょっと前でプレーしたほうが楽しいかも

ティの数が最大6つに
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全国で139コースを運営するパシフィックゴルフマネージメント(以下、PGM)は「ピンクティ」を11月上旬までに全コースで整備し、運用を開始した。

このピンクティ、従来のレディースティよりも前に設置され、ティからグリーンまでの距離は、パー3を100ヤード前後、パー4を200ヤード前後、パー5を300ヤード前後とし、18ホール・パー72のコースにおける総距離では3600ヤード前後を目安に設定している。

ピンクティの導入により、PGMのゴルフ場ではチャンピオンティ、バックティ、レギュラーティ、フロントティ、レディースティ、ピンクティと、コースによっては最大6つのティから、技量に応じたティグラウンドからのプレーを楽しめるようになる。

この狙いについてPGM広報部の大嶋智氏に話を聞いた。
「ティ・イット・フォワード」で推奨される総距離
「ティ・イット・フォワード」で推奨される総距離 【拡大】
「日本では技量や飛距離がそれぞれまったく違うのに、男性だけの組の場合、全員レギュラーティからプレーすることが非常に多くなっています。しかし、米国では『ティ・イット・フォワード(前からプレーしよう)』というキャンペーンをUSGAやPGA・オブ・アメリカが展開していて、飛距離や技量に応じたティからプレーすることが浸透しつつあります。こうした考えを日本にも導入して、女性や年配者、ジュニア、初心者も等しくゴルフの楽しみが享受できるようにしたいのです。ゴルフの醍醐味はパーやバーディが取れるかもしれないというドキドキ感が大きな要素だと思いますが、物理的にパーオンできないのでは、その醍醐味が最初から奪われているようなものですから。実際、先日の弊社社内コンペでは、ピンクティを使用した人が上位に顔を出すなど、早速効果を実感できました。この取り組みによって、新規にゴルフを始める人や、ゴルフから離れていて戻ってくる人が増えるといいですね」

ちなみに、話の中で出てきた「ティ・イット・フォワード」だが、別表のように、ティショットの飛距離に応じた総距離の目安を示している。これが無理なくゴルフを楽しめる基準と考えると、普段はだいぶ無理をした距離でプレーしているな、とわが身を振り返る人も多いのではないだろうか。

始まったばかりとあって、日本人ゴルファーの意識が変わるのはまだ先のことになりそうだが、まず選択肢を提示できたことは第一歩、と前出の大嶋氏も語る。もちろん、必ずしもピンクティを使う必要はないが、今度のラウンドでは別表を参考に自分に合った距離でプレーしてみてはどうだろう?ゴルフの楽しさを再発見できるかもしれませんよ!

(本誌・金子信隆)
文・編集部 ※2018年12月11日号「芝目八目」より

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