スマホがあれば全打席で弾道チェックできる アジアで初めての練習場がオープン

画面にはさまざまな数値とともに弾道データも表示。自分がいる練習場の風景がリアルに表示されるので、グリーンを目標に打つなどの練習も、より実戦的に楽しめる
画面にはさまざまな数値とともに弾道データも表示。自分がいる練習場の風景がリアルに表示されるので、グリーンを目標に打つなどの練習も、より実戦的に楽しめる 【拡大】
トッププロの間ではすっかり常識になりつつある弾道測定器による練習。ボール初速やスピン量、打ち出し角度、ミート率、飛距離など、自分のスイングが数値で分析できることで練習効率を格段に向上させることができる。それと同様の練習ができる練習場が、12月1日からアジアで初めて神奈川県相模原市にオープンすることになった。

弾道測定器メーカーのトラックマンが新たに開発したゴルフ練習場用のシステム「トラックマンレンジ」をフルヤゴルフガーデンが導入するというもの。プロが使っているように測定器が各打席に設置されているわけではなく、2カ所に設置された大きな測定器が練習場全体をカバーする形で全打席の全打球のデータを測定するという。

ゴルファーはスマートフォンやタブレットに専用アプリをダウンロードして、打席に入ったら、専用Wi‐Fiに接続して自分の打席番号を設定するだけ。あとは使用番手や狙うグリーンを入力してボールを打てば自動的に1球ごとにデータが表示される。

確認できるのは、ボール初速、打ち出し角度、打ち出し方向、最高到達点、キャリー飛距離、トータル飛距離、左右の誤差、目標のピンからの距離の8項目。入射角度などクラブのデータは表示されないが、ショットの安定度や誤差を確認するには十分な情報が得られる。個人アカウントを作れば測定データも保存できるので日々の練習成果を振り返ることもできるのだ。

さらに仲間と順番に打つことでドラコンやニアピンなど、ゲーム感覚での練習も可能。トラックマンの開発目的である「もっと楽しく練習できる」ことを実現したシステムといえる。

トラックマンレンジは、すでに欧米では英国・セントアンドリュースの練習場をはじめ14カ所に導入されており、日本国内でもさらに数件の商談が進んでいるという。データの分析には多少の慣れが必要だが、このシステムで練習が楽しくなるのは間違いない。全国に広まっていけば、ゴルファーのレベルアップだけでなく、ゴルファー増も期待できそうだ。

(本誌・中澤浩治)
文・編集部 ※2018年12月4日号「芝目八目」より

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