今季未勝利でもリコーカップに出られる好調プロと優勝しているのに50位が危ういプロは誰?

未勝利組の稼ぎ頭は、ルーキーの小祝さくら
未勝利組の稼ぎ頭は、ルーキーの小祝さくら 【拡大】
来季の女子ツアー出場権を懸けた賞金シード争いは、先週の大王製紙エリエールレディスオープンで終了した。今季から賞金シードを付与する資格が、最終戦のLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ終了時の賞金ランキング50位から、エリエールレディス終了時に変更されたためだ。

最終戦のリコーカップは今季のツアー優勝者や前週までの賞金ランキング25位までの者など出場者が限られている。そのため、この大会に出場することが一つの大きなステータスであり、目標にもなっている。そんな中、今季優勝していないが、賞金ランキング25位以内に入っている選手が多いのが、今年の特徴かもしれない。

締め切りの都合上、伊藤園レディス終了時の賞金ランキングだが、優勝していない選手で、同25位までを見てみよう。同7位の小祝さくら、同8位の菊地絵理香、同11位のテレサ・ルー、同15位の松田鈴英、同16位のユン・チェヨン、同18位の李知姫、同19位の上田桃子、同20位の永井花奈、同22位のジョン・ジェウン、同24位の森田遥、同25位の勝みなみと並ぶ。

その下の同26位に全美貞、同27位に穴井詩と続く。ちなみに同25位の勝の獲得賞金は4104万1278円で、同26位の全は4101万5718円と、その差は約2万5000円。勝と穴井の差も約50万円と迫っている。

今号発売の後は、エリエールレディスの結果が出ているため、最終戦出場選手の顔触れは、かなり違っているかもしれない。

一方で、優勝して高額賞金を手にしたものの、賞金シード獲得圏内である賞金ランキング50位以内に入れないかもしれない選手もいる。もっとも、ツアー優勝者には翌年の出場権が与えられ、最終戦の出場資格もあるが、上位50位以内に入ってシード権を獲得することは、実力のバロメーターともいえる。

現在賞金ランキングのボーダーラインとなる50位にいるのが、CAT Ladiesでツアー初優勝した20歳の大里桃子。好不調の波が激しく、33試合に出場して17試合で予選落ち、特に優勝した後、調子を落としている。賞金ランキング50位からさらに浮上できればいいが、エリエールレディス終了時の結果によっては下位の選手に逆転されている可能性もある。

また、香妻琴乃もマンシングウェアレディース東海クラシックでツアー初優勝したが、賞金ランキングは47 位。体調不良でエリエールレディスを欠場したため、順位が変動している可能性は高い。

ただ、今季からリコーカップ終了後に、新たに上位50位に入った者がいた場合、その者にも翌年度の賞金シード権が付与される。

つまり、ツアー優勝者の資格で香妻と大里は最終戦に出場するため、同50位以内に入る可能性が残されている。香妻は3年ぶりの賞金シード復帰、大里は初の賞金シードを狙うが、いずれにしても、一度優勝しただけでは、簡単に50位以内に入れないのが実情。それだけ女子ツアーの試合数が多く、シード権争いは熾烈になっているということだろう。

(本誌・金 明昱)
文・編集部 ※2018年12月4日号「芝目八目」より

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