<新ルール>突発的な事例に関してのルールのシンプル化

プレー中には、予期しないこともいろいろと起こり得ます。ボールを捜していて偶然、動かしてしまった、ミスショット時に地面をクラブで叩いたら折れてしまったなどです。その場合にも、いくつかルールがシンプルにされています。

◆変更ルール◆ 打ったボールが 【自分や自分の携帯品に偶然当たっても】 罰はなくなります

パッティンググリーン以外から打ったボールが偶然、自分のキャディ、携帯品や用具、同伴競技者との共用物(カートなど)に当たったり、ボールが跳ね返ってプレーヤー自身に当たったりしても罰はありません。プレーはボールが止まった場所から続けてください。現行ルールでは1罰打が課せられていました。ただし、パッティング時に人や動物、動いているボールに当たった場合は、ストロークを取り消して元の場所にボールをリプレースして打ち直しです。また、パッティンググリーン上で他のボールが止まっているときにパッティングをして当たった場合はプレーヤーに2罰打がつきます(規則11.1参照)。

◆変更ルール◆ ボールを捜しているときに 【偶然、動かしても】 罰はなくなります

林やラフや草むら、枯れ葉の積もっている中などでボールを捜しているときに、プレーヤーや自分のキャディ、同伴競技者などが、うっかりボールを動かしてしまうケースがあります。そのボールは元の位置にリプレースすれば、誰にも罰は課せられません。現行ルールでは、プレーヤーや携帯品、その人のキャディがうっかり動かすと1罰打が課せられています。なお、リプレースせずに動いた位置からプレーしてしまうと2罰打になります(規則7.4参照)。

◆変更ルール◆ 地面に食い込んだボールは 【ジェネラルエリアであれば無罰】 で救済

ジェネラルエリアの地面に食い込んでいるボールは、罰なしに救済を受けられます。地面に食い込んでいた場所の直後を基点に、1クラブレングス以内のジェネラルエリアにドロップしましょう(ちなみにパッティンググリーン上の場合は、ピッチマークを直してからリプレース)。現行ルールではフェアウェイでのみ救済が受けられていたので、そのエリアが広がりました(規則16.3参照)。

◆変更ルール◆ 怒ってラウンド中に損傷したクラブは 【そのまま使うか修理するか】 の二択

プレー中に、①地面に叩きつける、怒って放り投げる、②シャフトやヘッドがスイング中に偶然、木や石、人工物などに当たる、キャディが落とすなど、理由を問わずに自分の責任で損傷したクラブは、壊れたまま使うか、遅延することなく修理するかの二択になります。現行ルールでは、①の場合はその後のプレーでの使用が禁止されていました。なお、他の人や風、水、重力、動物、自然物、人工物などによってクラブが損傷した場合は、遅延することなくクラブを取り替えることができます(規則4.1参照)。

◆変更ルール◆ 【2度打ちは罰打】 がなくなりあるがままにプレー続行です

ラフからのショットなどではまれに、一度のスイングで偶然2回以上、クラブがボールに当たることがあります。俗に「2度打ち」という現象です。現行ルールでは1罰打が課せられますが、新ルールでは罰はなく、ボールが止まった場所からプレーを続けることになります(規則10.1a参照)。

◆変更ルール◆ 罰なしの救済であっても 【ボールの取り換え】 ができます

ルールに基づいて救済を受ける場合は、ボールを別のボールに取り換えることができます。現行ルールでは、取り換えられる場合と取り換えられない場合がありました。カート道路がプレーの意図する区域にあったり、ボールが修理地やカジュアルウォーター内にあったり、地面に食い込んでいる場合などでの罰なしの救済であっても取り換えられるわけです。
次回は、「3つの特定エリアのルールの変更点」を説明します。
※2018年11月27日号(2018年11月13日発売)週刊パーゴルフ 【付録】新ルールより

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