<新ルール>新しいドロップ方法と救済エリア

ボールが池に落ちたり、アンプレヤブルになったり、カード道路など動かせない障害物の上に止まったりした場合に行うドロップ。その方法や、ドロップするエリアの範囲が変更になります。よく利用するはずですから、これも知らなかったでは済まされないルールです。

◆変更ルール◆ ドロップは 【ヒザの高さから】 ボールを落とします

ボールのドロップは、真っすぐ立ったときのプレーヤーのヒザの高さから、真下に落とすことになります。ヒザの高さからであっても、ボールを投げる、回転をかける、転がすなどの行為をしたり、ボールが落ちている間に体の一部や携帯品に当たった場合は、ドロップはやり直しです。現行ルールの「肩の高さにボールを持って腕を伸ばしたままドロップ」しても、やはり間違った方法としてドロップし直さなければなりません。間違ったドロップ方法をした場合は、何度でもドロップのやり直しが必要です。もし、間違ったドロップ方法のボールをそのままプレーした場合は罰がつくことがあります(規則14.3b参照)。

◆変更ルール◆ 救済エリア(ドロップする区域)は 【ドライバーで計測】 です

パター以外の最も長いクラブ、つまりドライバーでクラブレングスは測る
パター以外の最も長いクラブ、つまりドライバーでクラブレングスは測る
ドロップは救済エリア内に行います。救済エリアは、救済の基点から1または2クラブレングス以内で、ホールに近づかない区域となります。その際、クラブレングスに使用するクラブはパターを除く最も長いクラブとなります。断定はできませんが、たいていのプレーヤーはドライバーということになるでしょう。

<救済エリアの基点は合理的な判断で決めよう>

池にボールが落ちてしまって救済エリアの基点を特定する場合など、箇所、点、線、区域、距離を推定したり計測するときには、プレーヤーの合理的な判断の下に決めればOKです。後で、それが誤っていたと判明しても罰はありません。

↓ 正しいドロップをしたとしても再ドロップが必要な場合 ↓

◆変更ルール◆ ドロップしたボールは 【救済エリア内に落ちてそのエリア内に止まらないと】 いけません

正しい方法でドロップをしても、①救済エリア内からボールが出て止まってしまった、②救済エリアの外にボールが落ちてからエリア内に転がり込んできて止まった、という場合は再ドロップが必要です。ただし、一度救済エリア内にボールが落ちた後に、偶然に人や用具または同伴競技者、そのキャディ、動物などに触れても誰にも罰はありませんし、救済エリア内にボールが止まっていればインプレーです。①のケースで再ドロップしても救済エリア内に止まらなかったら、2度目のドロップで最初に地面に触れた地点にプレースとなります。②のケースはドロップ自体が間違っているので、救済エリア内にボールを落とすように注意してドロップし直しです。なお、救済エリアから出たボールをそのままプレーすると、誤所からのプレーで2罰打となります(規則14.3c参照)。
<救済エリアから出ても2クラブレングス以内ならインプレーというルールはなくなります>

現行ルールでは、救済地点から1または2クラブレングス以内の救済エリアにドロップした場合、その区域の外まで転がってもボールが落ちた地点から2クラブレングス以内までならインプレーとなっています。しかし新ルールでは、上にも書いたとおり、救済エリアから出たボールは再ドロップとなりました。プロでもカン違いする人がいた現行ルールなので、これでシンプルになったといえます。

◆変更ルール◆ リプレースする場所が明確でない場合は 【その箇所を推測してリプレース】 です

ボールを捜しているときに偶然動かしてしまった場合などでは、リプレースする場所が明確に分からないこともあります。その場合、現行ルールではドロップすることになっていますが、新ルールではプレーヤーが合理的な判断の下に場所を推定し、そこにリプレースすればよくなります(規則14.2c参照)。
次回は、「突発的な事例に関してのルールのシンプル化」を説明します。
※2018年11月27日号(2018年11月13日発売)週刊パーゴルフ 【付録】新ルールより

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