ゴルフネットワークが来年から米PGAツアーを全ラウンド生中継 NHK-BS1での放送はなくなるの?

ディスカバリー社のカプラン氏(左)と米PGAツアーの石井氏
ディスカバリー社のカプラン氏(左)と米PGAツアーの石井氏 【拡大】
米国以外の国と地域における米ツアーの放映権を2019年から12年間所持することになった米ディスカバリー社と米PGAツアーが、日本のジュピターゴルフネットワーク社(以下、ゴルフネットワーク)との契約締結を発表。

これを受けてゴルフネットワークも「これまで一部の大会を除き録画放送でお送りしていた決勝ラウンドも、19年1月の大会から全ラウンド衛星生中継で放送いたします」と、悲願の(?)決勝ラウンド生中継実現を誇らしげに発表している。なお、メジャー大会についても、全米オープンと全英オープンの放送を予定しているという。

そうなると気になるのが、現在、決勝ラウンドを放送しているNHK-BS1がどうなるか。来年からはゴルフネットワークに加入しなければ、テレビで米PGAツアーを見られなくなるのか? 来日中のディスカバリーゴルフ プレジデント兼ゼネラルマネージャー、アレックス・カプラン氏と米PGAツアーインターナショナル・アジア支社長の石井政士氏に話を聞いた。

「現在、契約を継続できるように交渉をしている最中です。決してゴルフネットワーク独占になったという発表ではありませんので。引き続きと契約が締結できれば、変わらない形で視聴いただけます」

とは、石井氏。来年以降もNHKで見られる可能性は残っているようだ。慌ててゴルフネットワークに入る必要はなさそうだが、一方で基本的に予選ラウンドを配信してきたDAZN(ダゾーン)との契約は終了となる。ネットでの動画配信という点で、ディスカバリー社が来年1月1日からサービスを開始する「GOLF TV」と競合するからだ。今後20億ドルという巨額の投資を行っていくという鳴り物入りのサービス、いったいどんな内容になるのか?

「アップルのAppストアやグーグルプレイでアプリをダウンロードして、スマートフォンをはじめとしたネットにつながるあらゆる機器で、米PGAツアーの中継をご覧になれます。ゴルフに特化したネットフリックスと考えていただければ分かりやすいと思います」(カプラン氏)

しかし、CSやBS放送で見られるなら、それで十分という人も多いはず。ネット環境で見られるという以外、どんな差別化を図っていくのか?

「その試合のハイライトをいつでも呼び出して見られたり、優勝争いをしていない組でも常に密着してプレーを追えたり、さまざまな角度から一つのトーナメントを視聴できるような機能に注力していきます」(カプラン氏)

確かに松山英樹が最終組のだいぶ前をプレーしていても、伸ばしていたら気になるし、すぐに見たい。テレビでメインの組を見ながら、並行してスマホでは別な組の映像やさまざまな情報をチェックするというのは、いかにも新しい時代の視聴スタイルだろう。アナログ世代にとっては、ちょっとせわしない気もするが……。

(本誌・金子信隆)
文・編集部 ※2018年11月27日号「芝目八目」より

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