ここ10試合でトップ10が6回の活躍 小祝さくらの“練習の虫”っぷりがスゴイ!

黄金世代の中でも稼ぎ頭の大活躍
黄金世代の中でも稼ぎ頭の大活躍 【拡大】
国内唯一の全米女子プロゴルフ協会公式戦でもあるTOTOジャパンクラシック(11月2~4日)で最終日最終組を回り、優勝争いを展開。結果はスコアを一つ落とし8位タイに終わったが、その存在感をあらためて示した小祝さくら。同大会までの10試合でトップ10が6回と、安定して実力を発揮している。

実は小祝は超がつくほどの練習の虫。TOTOジャパンクラシックが終わって、拠点にしている千葉に帰るや、旅の荷物をほどくことなく近所の公園で素振り。翌月曜日は早朝にランニング。そして練習場でボールを打つこと3時間。昼食を取った後、またしても練習場へ。

毎週トーナメントが開催されている女子ツアーでは、ほとんどのプロたちが月曜日は移動日として休息に充てている。もちろん小祝も移動するのだが、少しの時間も無駄にせずボールを打ち込んでいるのだ。

「今のショットじゃ全然ダメ。ダメなところは、気づいたらスグに調整したいんです。会場に行けば、コースチェックなどやらなければならないことがたくさんあります。時間は限られているので、スイングの修正はコースに入る前にやっておきたいんです」と、小祝。

プロなら当たり前という意識なのかもしれないが、向上心の高さには恐れ入る。だが、中学生のころは大の練習嫌いだったのだとか。ひたすらボールを打ち、球数をこなしても、上達を実感できなかったのが原因だったというが…。

「練習のやり方が分からないから、練習嫌いになるんです。正しいやり方が分かれば、必ず上達します。すると練習は楽しみになる。練習して調子が悪くなるなんて、あり得ないことなんです。これは多くのアマチュアの方にも当てはまることです」というのは、小祝のコーチを務める辻村明志。

しかし、そんな小祝も今年20歳になったばかりの女の子。気持ちが緩むときもある。母・ひとみさんは今季をこう振り返る。

「シーズン開幕前は、獲得賞金1500万円が目標でした。それをクリアしたら次はシード獲得、と目標をステップアップさせていきました。というのも、目標をクリアするたびに予選落ちするんです。何、余裕かましてるんだって感じですよね。ひそかに気は強いけど、おっとりしているから」

今季は残り2試合。「優勝は狙っていきます」と辻村。

「ツアーにはうまい人たちしかいない。謙虚でいないとスグに置いていかれるんです。厳しいようで厳しいことはいっていません」と、母・ひとみさん。

“練習の虫”小祝は、今季をどう締めくくるのだろう。そして来季は? いずれにせよ、母の叱咤も糧にしてまだまだ大きく成長しそうなことは間違いない。

(本誌・河合昌浩)
文・編集部 ※2018年11月27日号「芝目八目」より

22018年11月20日号(2018年11月6日発売)の芝目八目では、以下のようなラインアップでゴルフ界の気になる最新情報をお届け中です。
●ここ10試合でトップ10が6回の活躍 小祝さくらの“練習の虫”っぷりがスゴイ!
●山口すず夏が米女子ツアー出場権獲得!ポイントの高い米国経由で東京五輪出場を狙う
●米女子ツアーQシリーズで選手の母がOBの球をキック!前代未聞の行為が巻き起こしたワイドショー的狂騒
●世界基準を目指して改造された太平洋C御殿場C 監修者・松山も苦しんだ難易度アップの要因は?
●ゴルフネットワークが来年から米PGAツアーを全ラウンド生中継 NHK-BS1での放送はなくなるの?
●岡山県のゴルフ場で婚活イベント ゴルフがうまい人はやっぱりモテた?

関連記事一覧

スペシャル最新記事一覧

Pargolf Members

すでに会員の方はこちら

最新トピックス


アクセスランキング

ツアー・トーナメント

フォトギャラリー

トーナメントプロ公式サイト・ブログ