最近増えてきたレディースよりさらに前のティ シニア層に「またゴルフが楽しくなった」と好評

千葉夷隅GC南C7番は谷越えのパー3。距離を短くしたグリーンティは谷を越えた先、グリーンの右手前に設置されている(グリーン側から見た写真)
千葉夷隅GC南C7番は谷越えのパー3。距離を短くしたグリーンティは谷を越えた先、グリーンの右手前に設置されている(グリーン側から見た写真) 【拡大】
いま、レディースティよりも前に新たなティグラウンドを設けるコースが増加している。飛距離が出なくなったシニア層にもパーオンができる距離に設定。忘れかけていたプレーの楽しさを再び感じてもらおうというわけだ。利用はシニアに限らず、初心者や女性にも広がり、毎日、数組が利用しているコースもあるという。

大手ゴルフ場運営会社のPGMでは、桂GC(北海道)、総武CC総武C(千葉県)、サンヒルズCC(栃木県)、滋賀GC(滋賀県)などでレディースティの前に「ピンクティ」を設置。利用に関して、性別・年齢制限などを設けていないため、プレーヤー自身の飛距離や技量に合わせて利用できる。アコーディア・ゴルフでも加西CC(兵庫県)、本郷CC(広島県)など関西エリアの数コースで同様の位置に「スマイルティ」というティを新設。当初は初心者用として考えていたが、年齢・性別を問わず利用者があり、「大幅なスコアアップができる」「ボールがなくならなくなった」など、好評だ。
ティ側から見た写真
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さらに千葉県の千葉夷隅GCでも7月1日より、18ホールで5000ヤードを切るティグラウンド「グリーンティ」をレディースティの前に新設。当初、75歳以上の男性と、初心者、女性に利用を限定していたが、利用者の男性から「楽しい!」との声をもらったこと、さらに総支配人自らがプレーしてその楽しさに気づかされたことから、9月1日より年齢や性別、技量を問わずに利用できるようにした。また、男性がレディースティの前から打つことへの抵抗感を配慮してレディースティは「ゴールドティ」と名称変更されている。

「ドライバーが飛ばなくなった」、「末永くゴルフを楽しみたい」、「エージシュートを達成してみたい」、「初心者だから池や谷越えが苦手」、「ジュニア用のティが欲しい」と、短い距離のニーズは幅広くあるという。

ゴルフからのリタイア防止、新たなゴルファーの獲得が課題となっているゴルフ界だが、導入コースがさらに増えることで大きな突破口となり得る可能性がある。

(本誌・中澤浩治)
文・編集部 ※2018年10月30日号「芝目八目」より

週刊パーゴルフ2018年10月30日号(2018年10月16日発売)の芝目八目では、以下のようなラインアップでゴルフ界の気になる最新情報をお届け中です。
●米PGAツアー2017 -18年シーズンの飛ばし屋10傑 テーラーメイドとピンのドライバーが独占したワケ
●最近増えてきたレディースよりさらに前のティ シニア層に「またゴルフが楽しくなった」と好評
●今年から観戦可能になったティーチングプロ選手権 “QP”や“ドラコン王”ら有名人も出場
●ゴルファーとゴルフ界、地域を元気にする「ゴルフトライアスロン」ってどんな競技!?

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