米PGAツアー2017 -18年シーズンの飛ばし屋10傑 テーラーメイドとピンのドライバーが独占したワケ

ドライビングディスタンス1位となったローリー・マキロイ(写真・Getty Images)
ドライビングディスタンス1位となったローリー・マキロイ(写真・Getty Images) 【拡大】
ツアー通算80勝目を飾ったタイガー・ウッズの5年ぶりの勝利で幕を閉じた2017‐18年シーズンの米PGAツアー。すでに新シーズンは始まっているが、同シーズンのドライビングディスタンスは驚くべき結果となった。

表を見れば一目瞭然だが、トップ10をテーラーメイドとピンが独占。その内訳は、前者が6人、後者が4人で、全員が平均310ヤードを超えて、1位のローリー・マキロイに至っては、320ヤードに迫る飛距離を記録している。そして、10位のキース・ミッチェルを除いて、すべて最新ドライバーを使用していた。

今年に発売されたテーラーメイドの〈M3〉〈M4〉ドライバーの共通性能は、ハイトウ、ローヒールで打ったときでも最適弾道になるツイストフェースで方向性と飛距離を追求している。一方、同じく今年発売されたピンの〈G400MAX〉は、慣性モーメントを極限まで高めたモデルで、ブレずに飛ばせるドライバーだ。
2017‐18年シーズンの米PGAツアー・ドライビングディスタンストップ10
2017‐18年シーズンの米PGAツアー・ドライビングディスタンストップ10 【拡大】
この2社がドライビングディスタンストップ10を独占したことについて、クラブアナリストのマーク金井氏は、次のように語る。

「テーラーメイドもピンも重心距離が長く、かつ慣性モーメントが大きいです。そのためスイートエリアが広い半面、ヘッドの操作性が犠牲になっています。操作性が高くないドライバーは、テークバックでフェースを開いてしまうと、クラブをうまくコントロールできず、インパクトでフェースがスクエアに戻りづらくなります。今どきの選手はテークバックでフェースを開かず、トップはシャットフェース。フェースを閉じて使うことで、インパクトの再現性を高め、高い慣性モーメントを生かして直進性の高い弾道を打っています。重心距離が長いドライバーは重心距離が短いドライバーよりも、ヘッドの回転エネルギーが大きいので、うまく扱えると飛ばしに有利なのです」

クラブ本来の性能をしっかり理解し、その性能を確実に発揮させている者が、結果を出せているといえそうだ。

(本誌・保科信二郎)
文・編集部 ※2018年10月30日号「芝目八目」より

週刊パーゴルフ2018年10月30日号(2018年10月16日発売)の芝目八目では、以下のようなラインアップでゴルフ界の気になる最新情報をお届け中です。
●米PGAツアー2017 -18年シーズンの飛ばし屋10傑 テーラーメイドとピンのドライバーが独占したワケ
●最近増えてきたレディースよりさらに前のティ シニア層に「またゴルフが楽しくなった」と好評
●今年から観戦可能になったティーチングプロ選手権 “QP”や“ドラコン王”ら有名人も出場
●ゴルファーとゴルフ界、地域を元気にする「ゴルフトライアスロン」ってどんな競技!?

関連記事一覧

スペシャル最新記事一覧

Pargolf Members

すでに会員の方はこちら

最新トピックス


アクセスランキング

ツアー・トーナメント

フォトギャラリー

トーナメントプロ公式サイト・ブログ