使用プロも売れ行きも好調!“ゼロ スリクソン”は前途洋々か

好調な“ゼロ スリクソン”と、開発中クラブの設計図と思しき画像
好調な“ゼロ スリクソン”と、開発中クラブの設計図と思しき画像 【拡大】
9月22日に発売された、ダンロップの新しい〈スリクソンZシリーズ〉が好調だ。

同17~23日の矢野経済研究所による売り上げデータの集計によれば、ドライバー部門で〈Z585〉が2位、〈Z785〉が3位、1位は同社の〈ゼクシオ テン〉で、ダンロップがトップ3を独占。フェアウェイウッド部門でも〈ZF85〉が2位、ユーティリティでは〈ZH85〉が2位、アイアン部門では〈Z585〉が首位、〈Z785〉が3位とランキングを席巻した。

今作は、これまでのスリクソンブランド理念を一新する“ゼロ スリクソン”というキャッチコピーで展開。ドライバーは初めてカーボンクラウンを採用するなど大きな変化が。これまでよりも寛容性があり、幅広いゴルファーに向けて開発されたのが特長となっている。

「アマチュアゴルファーの方々にご支持いただいているゼクシオの技術を盛り込み、アベレージゴルファーの皆さまにもお使いいただけるクラブに仕上がりました。その効果がアイアンにも波及してゼクシオをも凌ぎ1位を獲得できたのだと思います」(同社広報部)

と、ターゲットを広くする戦略が奏功したようだ。

また、同社の契約プロ、出水田大二郎や香妻琴乃、タンヤゴーン・クロンパらがツアー初優勝時に新シリーズのクラブをバッグに入れていたこともあり、発売前から彼らの活躍が性能の高さを証明。注目度を上げる大きな助けになった。

寛容性の高い〈Z585〉のドライバーは、その飛距離性能や6万円台という価格も手伝い、これからもランキングを賑わせてくれそうだ。

一方、米国のゴルフ用品情報サイト「マイゴルフスパイ」が、スリクソンのニュードライバーと思しき設計図を掲載し、注目されたが、これについてはダンロップから一切話を聞くことはできなかった。

ヘッド内部に調整機能を有すると見られるこのクラブ。製造は可能なのか?匿名を条件にコメントを寄せたクラブデザイナーによれば「今の技術では難しいですし、ルール的な問題もあると思います。思いついたアイデアとして特許を取っておくことはありますが、製品化はしばらく無理かと思います」とのこと。

いずれにせよ、スリクソンはまた大きな挑戦を考えているようだ。次はどんなクラブが世に出るのか、興味は尽きない。

(本誌・小路友博)
文・編集部 ※2018年10月23日号「芝目八目」より

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