ツアー最終盤での巻き返しなるか 手嶋多一、藤田寛之らが賞金シード落ちの危機!?

元賞金王の意地を見せられるか?
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日本男子ツアーはトップ杯東海クラシック(9月27~30日、愛知県・三好CC)終了時点で第2回のリランキングとフォールシャッフルが行われた。

リランキングはチャレンジツアーの賞金ランキング上位者とQTの選手のみが対象だが、フォールシャッフルは、前記の選手に加えて生涯獲得賞金ランキング上位25位以内の者、出場義務試合数不足の選手を除く賞金ランキング61位から75位、いわゆる第2シードの選手も対象となる。

開幕からトップ杯東海クラシックまでの獲得賞金でフォールシャッフルランキング上位10位以内の選手は、出場優先順位が上がり、終盤戦もほぼ全試合に出場できるようになる。QTの選手でも大きなチャンスを得られる。

フォールシャッフルランキング1位の川村昌弘、同2位のW・J・リー、同4位の池村寛世、同7位の正岡竜二、同8位のD・ブランスドン、同9位の浅地洋佑は今季第2シード、10位の近藤智弘は生涯獲得賞金ランキング25位以内の資格で、この7人は終盤戦の出場権を死守した形となる。

同3位の木下裕太、同5位のA・クウェイル、同6位の木下稜介の3人はQT組でチャンスをモノにした形になる。

トップ杯東海クラシックで6位タイに入り、ここまで1794万円余りを獲得した木下裕太は、初シード当確。「ホッとしています。1年で終わらず、何年もシードを取れる選手になりたい」と、終盤戦は最終戦の日本シリーズ出場を狙う。

一方、来季の賞金シード争いも気になる時期になってきた。今季までは第1、第2と2段階のシード制だったが、来季からは賞金ランキング65位までと1段階シードで、その枠は縮小される。

賞金シードのボーダーラインは、1500万円以上と見られる。シード落ちが危ぶまれる選手の中にはベテランが多い。

まず、現役では最長となる22年連続シードを保持する手嶋多一は獲得賞金523万円余りで賞金ランキング95位。21年連続シードを保持し、2012年の賞金王の藤田寛之は、862万円余りで同67位、18年連続シードを保持する宮本勝昌は596万円余りで同89位と、長年ツアーを牽け んいん引してきた3人。手嶋、宮本は優勝の複数年シード、藤田は生涯獲得賞金ランキング25位の資格で来季の出場資格はあるが、賞金シードは保持したいところだろう。

他にも6年連続で保持する永野竜太郎が同71位、10年連続で保持する松村道央が同78位。そして8年連続保持する薗田峻輔は、出場16試合すべて予選落ちと苦しい状況に追い込まれている。

トップ杯東海クラシックで、今季初のトップ10入りとなる8位タイに入った藤田は、「今までスイングの方向性が間違っていました。師匠の芹澤(信雄)さんに見てもらい改善されてきました。あとはプレッシャーがかかった中で、うまく打てるようになじませていきます」

と苦しい前半戦を送ってきたが、終盤戦に向けて兆しが出てきた。

今季は20代の初優勝者が4人誕生するなど若手が台頭しているが、終盤戦は経験豊富なベテランが意地を見せられるか。

(本誌・小高拓)
文・編集部 ※2018年10月23日号「芝目八目」より

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