出場機会が限られても女子オープンで8位タイ やっぱり強かった宮里美香は来季どうする?

来季は日本ツアーでたくさんプレーを見られる!?
来季は日本ツアーでたくさんプレーを見られる!? 【拡大】
日本女子オープンで8位タイに入り、あらためて実力を示した宮里美香。現在、日本でも海外でも出場機会が限られる立場だが、来季の日本ツアー本格復帰を目指し、セカンドQT(10月31日~11月2日)から受験する。

「今のこともよく分かっていないのだから、先のことはあまり考えないようにしています」

と、現在の心境を語る宮里は、周りに流されず独自の道を歩んできた。

2004年、史上最年少(当時)の14歳8カ月で日本女子アマを制し、ナショナルチームで活躍。沖縄の興南高校を卒業後、プロに転向するとすぐに米国で戦う道を選んだ。以来、主戦場は米ツアー。日本はスポット参戦するにすぎなかった。

10年日本女子オープンで初優勝しており、そこで日本ツアーの出場権を手にする権利を得たが、興味を示さず放棄。米ツアーに腰を据えた。その甲斐あって12年にはセーフウエークラシックで米ツアー初優勝。順調に結果を出していた。翌13年には、日本女子オープンで再び優勝。前回同様、日本ツアー出場権を獲得することはしなかった。14年は、賞金ランキング91位でシード落ちしたが、ここからはい上がり、15年は28位にカムバックしている。

「ずっと米国でプレーして、そこで終わるつもりでした」という気持ちが揺らいだのは、16年後半から。ゴルフの調子は悪くないのに、モチベーションが上がらず、賞金ランキング68位でシーズンを終えた。17年も約2カ月間、ツアーを離れて休養しながら「第2シード」のような形でプレーしたが、出場10試合でランキング157位と低迷。18年は日本でプレーする道を選んだ。

日本のLPGA特別承認という形だが、それでもQTは2次からになる。さまざまな葛藤はあったが、日本女子オープンではうれしい出来事があった。

「『帰ってくるのを楽しみにしてるね』という生の声を聞いて、見ていてくれる人はいるんだなって分かったんです。日本でやるなら強い自分を見せなくちゃ、と思いました」と、目を輝かせた。

10日で29歳になる宮里だが、初めてのフル参戦を目指す日本ツアー。

「プロを10年やってるけど、日本ではルーキーなので、まったく想像できない。いろいろと違う体力がいるのかな、と思います。自分の国だけど最初は違和感があるかも」と笑う。

「先のことは考えません」と、自然体を貫く宮里。今度は日本で大暴れする姿が見られるかもしれない。

(ゴルフライター・小川淳子)
文・編集部 ※2018年10月23日号「芝目八目」より

週刊パーゴルフ2018年10月23日号(2018年10月9日発売)の芝目八目では、以下のようなラインアップでゴルフ界の気になる最新情報をお届け中です。
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