【GOLF、今この人に聞きたい!】 第122回:池田 信太郎さん

 「ゴルフを始めて16ラウンド目で100を切ることができました。今は90切りを目指しています」

 池田さんの初ラウンドは2017年春のこと。現役時代のスポンサー企業がベトナムで建設した新社屋のオープニングに招待を受けた。

 「ゴルフの予定が組み込まれていたんですけど、僕はまったくやったことなかったんです。迷惑かけられないな、と日本を発つ前に2時間だけどんなもんかと練習はしました」

 いざコースでラウンドしてみると思いの外難しく、結果は147。コース内を走り回っている池田さんを尻目に、同組で回ったスポンサー企業の会長は、遠いところからグリーンにボールを乗せてくる。

 「100メートル以上もある場所にきれいにボールがポンッと落ちるのを見て、何でこんなことができるんだろうと不思議でした」

 このように、始めたときの池田さんはまったくの初心者。その状態から7カ月で100を切るのは並大抵のことではない。どんな練習をしたのか、ものすごく興味がある。

 「コースに行ったら、できなかったこと、疑問に思ったことを全部メモします」

 メモを取るだけなら実践している人もいるだろう。しかし池田さんはその後が違う。コースを後にしたら動画サイトを開いて、例えば「ダフリを直す」などのキーワードでレッスン動画を検索する。出てきた動画をとにかく見続けると、頭の中でイメージが出来上がる。それを基に自分の言葉で対処法をメモし、練習場に行ってメモを見返しながらボールを打つ。

 「練習場では自分のスイングを動画で撮って、うまい人と何が違うかを見比べます。このアドレスかなとか、このタイミングかなとか、この感覚かなって。これをずっと繰り返しやってきました」


 ちなみにメモは手書きではなく、スマホのスコア管理アプリを使っている。何を書いているのか見せてほしいとお願いすると……、何とすべてのラウンドの記録がびっしりと書き込まれている。例えば始めて5カ月後のメモはこうだ。

 〈12月8日総武カントリークラブ・総武コース。スコア109・36パット。ドライバーは曲がらず安定してきた。ティショットも安定。練習すること/アプローチを、振り幅で距離感をつかむ。腰でどれくらい飛ぶのか、頭でどれくらいなのか。バンカーショットでバンスを使っているが、今後は下をえぐるようなショットを打つようにする。アプローチ、特に100ヤード以内を安定させる〉

 始めたてのころは情報量が少ないものの、ラウンドを重ねるごとにポイントが増え、課題の難易度も上がっていく。次々にスマホのページを繰っていくと、ついに100切り達成のラウンドメモが出てきた。

 〈2月8日太平洋クラブ市原コース。スコア98・36パット。初めての100切り。課題/①傾斜でダフる傾向にあり。特に左足下がり、②ロングパットの距離感をつかむ、③30〜70ヤードの距離感を確認、④ドライバーは体の捻転を使い、体全体で打てるようにする〉

 「メモを取ってレッスン動画で課題を解決していくうちに、上達している実感はありますね」

「一打ごとにメモを取り後日レッスン動画を見て課題は必ず解決します」

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