エースドライバーは決めない主義 アン・ソンジュは日替わりでも強い!

弘法筆を選ばず? いや、選んでいるのか
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今季すでに4勝を挙げ、賞金ランク2位につけるなど安定した強さを見せているアン・ソンジュ。このうち3勝はキャロウェイの〈ローグ サブゼロ〉、直近の1勝は〈ローグ〉で挙げているが、シャフトのスペックはすべて違うという。

「マンシングウェアレディース東海クラシック」では、3日間違うドライバーでプレーした。使用ドライバーを固定せず、ましてや日替わりにするというのはかなり珍しいと思うが、どんな意図があるのか。

「私はその日その日でフィーリングに合ったものを選んでいます。固定する気は今はないです。感じがよければそのままいきますが、フィーリングは体調やスイングの調子によって変わっていくものだから、その時々に合ったものを打ちたいなっていうのが一番ですね」(アン)

朝、練習場で打った感覚で決めることもあるというアン。今季ここまでの勝利クラブを組んできたキャロウェイのツアー担当者によれば、飛距離だったり、安定性だったり、その時々でアンが求める性能を重視しながらクラブを提供しているそうだ。

「彼女は感覚も鋭敏ですが、自分や自分が選んだものを信じる力がすごいんだと思います。そうでなければ、クラブを替えてすぐには勝てないでしょう」

自分のことを深く知り、また各クラブの特性も理解し、体調に合わせクラブを選ぶ。そして結果を出す。前述のツアー担当者によればアンや申ジエ、上田桃子ら日本や米国で賞金女王を取るような選手はやはり感覚が鋭敏で、時としてクラブの1グラム、2グラムの差異を感じ取るそうだ。

アンは以前、クラブ契約がフリーになり「いろいろなクラブを選べるのはうれしいけど、大変(笑)。でも、楽しくやっています」と、話していた。現在はキャロウェイの他、プロギアやピン、ヨネックスのドライバーも試している。今季5勝目は、どこの会社のどんなクラブで勝つのか。超感覚派の繊細なクラブ選びは常人には計り知れない。

(本誌・小路友博)
文・編集部 ※2018年10月9日号「芝目八目」より

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