絶好調のデシャンボーがライダーカップ選出 “変人”“お騒がせ男”の評判を覆すチャンス!?

キャプテン、ジム・フューリクの話を神妙な面持ちで聞くデシャンボー。“お騒がせ男”の面影は、そこにはなかった(写真・Getty Images)
キャプテン、ジム・フューリクの話を神妙な面持ちで聞くデシャンボー。“お騒がせ男”の面影は、そこにはなかった(写真・Getty Images) 【拡大】
米ツアー・プレーオフ第3戦「BMW選手権」の開幕前日、プロアマ戦を終えたブライソン・デシャンボーは、18番グリーンでファンからひときわ大きな歓声を浴びていた。

プレーオフ初戦と第2戦、2週連続優勝を飾ってポイントレースで1位。そして、9月末にパリ郊外で開催されるライダーカップの米国代表への選出が、前日に発表されたばかり。キャプテンのジム・フューリクからタイガー・ウッズ、フィル・ミケルソンと並んで推薦で指名された。会場にはデシャンボーのトレードマークのハンチング帽をかぶった子供のファンの姿もあった。

大会前の公式会見では「今、地球上で最も“勢い”のある選手」として紹介されると、少し照れくさそうに笑ったのが印象的だった。

24歳の今年は、6月に「ザ・メモリアルトーナメント」で勝利。しかしながらライダーカップポイントは9位と、8位までのチーム入りを逃した。その悔しさを晴らすようにプレーオフで2連勝をしたのだから、フューリクは「こんなに簡単な選択はなかった」と、迷わずデシャンボーを指名した。

一方で相変わらずの“お騒がせ”ぶりも発揮している。6月のトラベラーズ選手権で、ラウンド中に「グリーン上のピン位置を正確に知るため」とコンパスを使用。物議を醸した結果「使用は違反」の裁定を受けた。

さらに、7月の欧州ツアー「ポルシェオープン」で最終日を首位で迎えながらも大崩れ。18番をトリプルボギーで終えると、怒りのあまりか、勝利したリチャード・マケボイにそっけない儀礼的な握手を交わし立ち去った。その姿は「品格に欠ける行為」と、ソーシャルメディアで炎上。後にデシャンボーは自身のインスタグラムで「リチャードとファンに大変申し訳ないことをした。彼は素晴らしい勝者だ」と、謝ることになったのだが、欧州での人気のなさが騒動に輪をかけたのかもしれない。

“ゴルフの科学者”を自称するデシャンボーは、変わり者とも扱われ、米記者たちとも自分の気に入ったトピックスでないと話に乗ってこないといわれる。

「でも、ライダーカップでチームプレーを経験することはきっとよいこと。そしてポイントを挙げればもちろんヒーローになるよ」

と、米記者。人気が一気に上がる大きなチャンスかもしれない。

(在米ゴルフライター・武川玲子)
文・編集部 ※2018年10月2日号「芝目八目」より

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