得意のグリーン上で5パット!?復帰した鈴木愛は女王の座を守れるか?

2年連続の賞金女王へ、視界は……?(写真・Getty Images)
2年連続の賞金女王へ、視界は……?(写真・Getty Images) 【拡大】
左手首痛により戦線から離脱していた鈴木愛が「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」でツアーに復帰した。離脱前の鈴木は、12試合に出場して優勝4回、トップ10に入らなかったのは1試合のみ。他を圧倒する強さを見せていた。だが、復帰戦の日本女子プロゴルフ選手権では、通算2オーバーの26位タイとツアー離脱前の勢いは見られなかった。

鈴木らしからぬ状態を象徴する場面は、3日目にあった。8番パー5でパーオンしながらもトリプルボギーを叩いたのだ。

「5回パターをしたのは人生で初めて。自分に腹が立ちました」と、渋面が続いた鈴木だが、心配なのは2年連続で戴冠を狙う賞金女王の座。ツアー離脱中の2カ月間も首位を維持していたが、復帰戦の日本女子プロゴルフ選手権が終わってみれば、申ジエとアン・ソンジュに抜かれ3位に陥落。

だが、「狙っています。ジエさんには負けません」と、本人は賞金女王に強いこだわりを見せている。

ファンを安心させる力強い言葉だが、本当に不安はないのだろうか。

「スイングがちょっと悪くなっていました。ダウンスイングでクラブが寝て下りてきています。ボールを下からつかまえることになり、本人も『ミスになるととんでもない球が出る』といっていました」

というのは、鈴木をジュニア時代から指導し、プロ初優勝に導いた南秀樹だ。

「でも、すぐに立て直してくるでしょう。今回は故障明けだけに練習を積めない不安があったかとも思いますが、調子を落としたときにどうすればいいのかを愛は明確に分かっています。やるべきことをやって、日本女子オープンには間に合わせてくると思います」

ショットが乱れてくれば、難しいパットを残すことが増える。まずはショットの調子を戻すことが大事だが、その辺りの技術について、鈴木は天才的なものを持っている、と南はいう。

こんな言い方をすると怒られるかもしれないが、鈴木の独走状態だった賞金女王レースが面白い展開になってきたのは間違いのないところ。ますます女子ツアーから目が離せなくなってきた。

(本誌・河合昌浩)
文・編集部 ※2018年10月2日号「芝目八目」より

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