憧れの人からもらった言葉に奮起!渡邉彩香、いよいよ覚醒か!?

飛距離は武器。福嶋晃子の言葉にパワーをもらった渡邉彩香
飛距離は武器。福嶋晃子の言葉にパワーをもらった渡邉彩香 【拡大】
2015年以来、優勝から遠ざかっている渡邉彩香。今季も24試合中13試合で予選落ちを喫するなど、本来の実力を出しきれずに苦戦を強いられている。大器として期待されているだけに、気を揉んでいるファンも多いだろう。

その渡邉が「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で復調のきっかけをつかんだ。渡邉がゴルフを始めるきっかけとなった存在、福嶋晃子との練習ラウンドだ。福嶋の出場を知った渡邉は、福嶋のキャディや妹の浩子に頼み込んで、練習ラウンドの同伴を実現させた。その際、福嶋から掛けられた言葉がこれだ。

「ティショットが曲がらないのに越したことはないけど、それよりも飛距離という武器を持っているじゃない?」

渡邉にとって憧れの存在であり、同じ飛ばし屋でもある福嶋の言葉はズシンと胸に響いた。「ニトリレディスゴルフトーナメント」(以下、ニトリ)で久々に優勝争いを演じ、3月の「アクサレディスゴルフトーナメント」以来のトップ10入りとなる、単独2位でフィニッシュ。本人に話を聞くと、

「ずっと嫌だなと思う方向を向いて打つ練習をやっていました」という渡邉。 例えば左が嫌だなと思うと、体が無意識に反応して右を向いてしまい大きいミスになっていた。左が嫌なら逆に左を向けば、絶対に球をつかまえにいかない。右が嫌なときも自分が右を向けば球を逃がさないという理屈だ。

「勝手に自分が反応しちゃうことを逆に利用しようと思ってやり始めました。それがようやく形になってきたというか。これをやり始めて、さらにアッコさんと話をして、きっかけをもらいましたね。ニトリでのいいプレーは、ほぼアッコさんのおかげです。ショットの調子はいいのに結果が出ないっていうタイミングでの出来事だったので、もう感謝しかないです」

福嶋との会話の内容は、それ以上詳しくは教えてくれなかったが、見え始めた光に向かって前に進んでいる渡邉の目が以前よりも輝いているように思えた。ニトリ終了時点で世界ランキングを「45」上げて、184位にランクインした渡邉。自身が目標とする東京オリンピック出場へ向け、さらなる結果を積み重ねたいところ。9月には公式戦が2試合控えている。ようやく覚醒し始めた渡邉彩香のツアー後半戦での猛チャージに期待したい。

(本誌・島村真理子)
文・編集部 ※2018年9月18日号「芝目八目」より

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●憧れの人からもらった言葉に奮起!渡邉彩香、いよいよ覚醒か!?
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