3戦2勝!黄アルムが大ブレイクしたワケを元イ・ボミ専属のチョ・ボムスコーチに聞く

2戦とも“ワイヤー・トゥ・ワイヤー”の完全優勝を果たした黄アルム
2戦とも“ワイヤー・トゥ・ワイヤー”の完全優勝を果たした黄アルム 【拡大】
黄アルムが絶好調だ。今季は「大東建託・いい部屋ネットレディス」で2009年の「ヤマハレディースオープン葛城」以来、9年ぶりに通算2勝目を果たすと、2週間後の「NEC軽井沢72」で3勝目をマークした。しかも2戦とも一度も首位を明け渡さない完全Vと、大ブレイクを果たしたが、なぜこれほど好調なのか。

アルムは08年に初シードを獲得。それから8年保持したが、16年にシードから陥落した。当時は結果が出ないことに自信を喪失していたという。そこに手を差し伸べたのが、長らくイ・ボミの専属コーチだったチョ・ボムス氏だった。

昨年からアルムを指導しているが、当時はボミのコーチをしていたため、他の選手を見ることはできなかった。だが、ボミとアルムの母親同士の仲がよく、「(アルムが)悩んでいるから見てあげてほしい」と相談を受け、指導することになったという。

チョ氏がアルムにスイング指導したポイントはいくつかある。

「確認させたポイントは、①トップでのフェースの向き(スクエアに)②インパクト時に手首がブレないようにする③振り下ろすときに左足に体重を乗せること。スイングは一貫性がないといけません。なのに、ショットがうまくいかないと自分の好き勝手に、感覚で打つ傾向があったので、それをやめさせました」(チョ氏)

今年のオフ、米国での海外合宿でそれらを徹底させたという。チョ氏はそこで練習に取り組む真面目なアルムの姿勢を見て「今年は1勝はすると確信した」という。

「彼女はジュニアのころは、注目された選手でしたし、韓国代表の予備メンバーにも選ばれた逸材です。これまでがもったいないなと思うのは、今までコーチなどのサポートをつけずに戦っていたことです。韓国ツアーを経験せず、日本では一人ですべてこなしてきた選手ですが、やはり誰かがついてサポートしていれば、もっと早くに勝ち星を重ねていたかもしれません」

指導と練習を積み重ねることで、ようやく自分のスイングを手に入れた黄アルム。今後の試合でもさらに勝ち星を重ねそうだ。

(本誌・金 明昱)
文・編集部 ※2018年9月4日号「芝目八目」より

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