解答(1)元の位置に戻ったので罰はつかない
プレーヤーが自分のインプレーの球を動かしてしまった場合、それが偶然であっても規則18-2の違反により1打の罰がつき、動かされてしまった球はリプレースされなければなりません。
もし、リプレースされずにそのままの状態でプレーしてしまった場合は、さらにもう1打の罰が加わり合計2打の罰となってしまいます。
今回のケースでは、Aは偶然クラブが球に触れてしまい、球はぐらついたものの、元の位置に戻ったので、規則上の「動いた」には該当せず、Aに罰がつくことはありません(規則裁定集18/2参照)。しかし、プレーヤーが偶然ではなく、球にクラブで故意に触れた場合は、罰がつくこととなります。
※解説部分は原則的に「ゴルフ規則」の表記に準じています
解説・日本プロゴルフ協会(PGA)専門競技委員 飯田雅樹、イラスト・西山幸男
※週刊パーゴルフ(2018年7月24・31日合併号)掲載
プレーヤーが自分のインプレーの球を動かしてしまった場合、それが偶然であっても規則18-2の違反により1打の罰がつき、動かされてしまった球はリプレースされなければなりません。
もし、リプレースされずにそのままの状態でプレーしてしまった場合は、さらにもう1打の罰が加わり合計2打の罰となってしまいます。
今回のケースでは、Aは偶然クラブが球に触れてしまい、球はぐらついたものの、元の位置に戻ったので、規則上の「動いた」には該当せず、Aに罰がつくことはありません(規則裁定集18/2参照)。しかし、プレーヤーが偶然ではなく、球にクラブで故意に触れた場合は、罰がつくこととなります。
※解説部分は原則的に「ゴルフ規則」の表記に準じています
解説・日本プロゴルフ協会(PGA)専門競技委員 飯田雅樹、イラスト・西山幸男
※週刊パーゴルフ(2018年7月24・31日合併号)掲載