全米オープンで叩きのめされた 日本の若手二人が持ち帰った宿題とは?

70ヤード置いていかれるホールもあったと秋吉(左)、ロングアイアンの精度アップを挙げた星野(右)写真・Getty Images
70ヤード置いていかれるホールもあったと秋吉(左)、ロングアイアンの精度アップを挙げた星野(右)写真・Getty Images 【拡大】
ブルックス・ケプカの大会2連覇で終えた今年の全米オープン。その裏で今回初めてメジャーに挑んだ日本の若手がいた。秋吉翔太と星野陸也だ。秋吉は今年の「~全英への道~ミズノオープン」でツアー初優勝を飾った27歳で、飛んで曲がらないドライバーショットを武器とする。一方の星野は186センチの長身を生かしたドライバーの飛距離が魅力の22歳で、ツアー初優勝も間近といわれる有望株だ。

残念ながら、今回の全米オープンでは、星野が18オーバー、秋吉が19オーバーと予選カットラインの8オーバーには遠く及ばなかった。それでも、ともにコースから宿題をもらってきたという。

「すべてが力不足だと認識しました。特に飛距離は、同組で回った選手に70ヤードも置いていかれたのはショックでしたね。相手はウェッジで打つところを自分は7番アイアンでしたから。とにかくレベルを上げないと……」

と秋吉がいえば、一方の星野も、

「ロングアイアンでもショートアイアンと同じぐらいの精度を求められると知りました。硬いフェアウェイからでもスピンをかけるアプローチなど、学ばなければいけないことばかりですね」

と、今の技術では上位で戦うのは難しいことを痛烈に感じたという。メジャーの中でも難易度ではナンバーワンの大会、しかも今大会は近年で最高難易度とされただけに、二人がショックを受けるのも仕方のないところではある。しかし、実際に現場でプレーしなければ分からないことが多いのも確か。何が今の自分に必要なのかを理解できただけでも十分な成果だろう。

かつて、ジャンボ尾崎は、海外メジャーでの失敗を反省して努力したからこそ、自分の技術が上がったと語っていたことがある。秋吉にしても、星野にしても、メジャー挑戦はまだ始まったばかり。大切なのは結果よりも、どのように自分を高めていくかだろう。

(ゴルフライター・山西英希)

文・編集部 ※2018年7月10日号「芝目八目」より

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