相次ぐ好成績で米ツアーにカムバック、横峯さくら好調の要因は“夫唱婦随”!?

仲むつまじいなあ(写真・Getty Images)
仲むつまじいなあ(写真・Getty Images) 【拡大】
横峯さくらが米ツアーで快進撃を続けている。補欠から繰り上げ出場権を得たショップライトLPGAクラシック(6月8~10日・ニュージャージー州)、最終ラウンドで自己最高の「61」をマーク、米ツアー初勝利には1打届かなかったが、2位と大健闘した。翌週のメイジャーLPGAクラシックでも堂々の13位タイと目を見張る活躍ぶりだ。

その要因は大きくは二つ。第一はショットの冴さえを取り戻したこと。ここ数年悩んでいたブレがなくなり、当たりが戻った。ポイントは「体重移動をしないこと」だったという。もともとスタンスを広くとって体重移動しないスイングだったが、「していないつもりが、していた。それに気づいたのは主人です」。

メンタルトレーナーを務める夫の森川陽太郎氏は、現在はキャディとしてバッグも担ぐ日々。練習場で調整を行う横峯の傍らで森川氏が見守る。ゴルフの心得はない森川氏だが、元サッカー選手でアスリート、そばで見続けていた横峯のスイングの違いに気づくことができた。修正がうまくいくと安定性が増し、何よりも飛距離が大きく戻った。ショップライトの最終日は平均飛距離が266.5ヤード。

「去年まで気になっていたバンカーが気にならなくなった」と、その違いは大きい。

もう一つはパッティング。森川氏が「グリーンブック」(芝目のメモ)を見ながらラインを読み、それを横峯に知らせるという二人三脚ぶり。その結果「自信を持って打てている」ことが結果に大きくつながっている。今季の平均パットは28.33。出場試合数が少なく公式スタッツの順位には入らないが、これはツアー2位に相当する。

この健闘で賞金ランキング42位(6月18日現在)に急上昇、ウォルマートNWアーカンソー選手権(6月22~24日)後に行われるリランキングで、メジャー第3戦のKPMG全米女子プロゴルフ選手権(6月28日開幕)も含めて今季の残りの試合はほぼ出場可能となる。コース内外で心身共に充実を見せる横峯の爆発力に大いに期待できそうだ。

(在米ゴルフライター・武川玲子)

文・編集部 ※2018年7月10日号「芝目八目」より

週刊パーゴルフ2018年7月10日号(2018年6月26日発売)の芝目八目では、そのほかに以下のようなラインアップでゴルフ界の気になる最新情報をお届け中です。
●飛距離が15ヤードアップ!?ギア変更が成功した契約フリー選手たち
●全米オープンで叩きのめされた 日本の若手二人が持ち帰った宿題とは?
●1日5万円の超高額観戦シートを本誌記者が体験 どんなサービス?値段に見合う満足度だった?

関連記事一覧

スペシャル最新記事一覧

Pargolf Members

すでに会員の方はこちら

最新トピックス


アクセスランキング

ツアー・トーナメント

フォトギャラリー

トーナメントプロ公式サイト・ブログ