もっと女性が活躍できるゴルフ界に!R&Aが関連諸国へ約117億円の投資を決定

もっと女性が活躍できるゴルフ界に!
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先月、東京オリンピックのゴルフ競技会場、霞ヶ関CCで初めて女性の正会員が承認されたことが話題になったが、ゴルフ界に女性の割合が少ないのは程度の差こそあれ、どの国でも同様だ。ゴルフ発祥の地ともいわれる英国でも男性中心のゴルフ倶楽部運営がなされるコースが多々あり、ようやく最近になってロイヤル&エインシェントゴルフクラブが女性会員を容認。他の男性専用ゴルフ倶楽部もそれに続くようになった状況だ。

そんな中、R&AのCEOであるマーチン・スランバーズ氏が、画期的な発表をした。イングランドおよび関連諸国(カナダ、豪州、スコットランド、ウェールズ、アイルランド)における女性・少女およびファミリーゴルファーの人口を増やしたり、ゴルフ関連業務への女性の従事を奨励するために、今後10年間で8000万ポンド(約117億円)を投資するというのだ。

ゴルフ大国の米国でも女性のゴルフ界への参画は3割に満たないというが、ジェンダーバランスを均等にすることを大義とするこの投資は、直接R&Aが実施するのではなく、関連団体が打ち出していく多様な施策に対して行われるという。賛同団体には欧州男女ツアーも入っており、今後、ツアー会場でもいろいろな形で女性の姿が増加する可能性がある。

スランバーズ氏は「これは、変わらなければならないゴルフ産業への強力な声明であり、女性、少女、ファミリーゴルフの積極的変化を目指す施策を取る私たちの約束です。ゴルフ人口増加のために重要なのです」と話しているという。日本でもゴルフ人口の減少にさまざまな施策が行われているが、大きな効果が出ているとはいいにくい現状だ。女性が動けば男性もついてくるといわれる昨今。もしかしたら、この施策が効果を発揮する可能性も考えられる。

JGAも「このR&Aの発表が契機となり、日本国内でもJGAを含めたゴルフ界全体で女性のゴルフ界参入の取り組みがなされるようになるといいですね」と歓迎している。

R&Aの支援の下でどんな施策が打ち出され、効果を発揮するのか。日本のゴルフ界も注視していく必要がありそうだ。

(本誌・中澤浩治)

文・編集部 ※2018年6月26日号「芝目八目」より

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