一ノ瀬優希が3年ぶりのトップ3フィニッシュ!男子プロらと取り組んだスイング改造の内容は?

完全復活は近い?
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長らくケガで苦しんできたツアー3勝の実力者、一ノ瀬優希が中京テレビ・ブリヂストンレディスで最終日に“65”をマーク。2位タイに入り、2015年のフジサンケイレディスクラシック以来のトップ3フィニッシュを果たした。

一ノ瀬は13年に左の鎖骨、16年には左手親指を痛めるなどケガに悩まされ続けた。2年前にシードを喪失すると、昨年も賞金ランク72位でシード権は取れず、今季はQT14位の資格でツアーに出場している。

久しぶりの優勝争い、完全復活は近そうだが何がよくなったのか。一ノ瀬は昨年からツアー2勝の男子プロ、谷口拓也とレッスンプロの奥嶋誠昭から指導を受けている。

「手先で打ってしまっていたのを体で打つようにしてよくなりました。100ヤード以内が特によくなって、中京はそのおかげでチャンスをたくさんつくれました」(一ノ瀬)

スイング改造の成果が、徐々に表れてきているのだ。谷口によれば、

「フェースの開閉が多いプレーヤーだったので、それを少なくすればボールのコントロールがしやすくなる。そこをいいました」

一ノ瀬は以前、シャット気味にバックスイングを上げていたが、ダウンスイングで体を止め、フェースが返りすぎるのを防ぐためか、逆にフェースを開く動きが入っていたという。

まず、その体を止める動きをなくし、スイング中の肩のポジションの入れ替えをスムーズにすることを意識。全体的にはフェースをシャット気味に使うことでフェースローテーションを減らしたのが今回のスイング改造。イメージ的には男子の世界ナンバー1、ダスティン・ジョンソンの動きに近いようだ。大幅な改造で最初はまともにボールに当たらなかったそうだが、

「このオフで猛練習しました」(一ノ瀬)

無駄なフェースローテーションは確実に減り、ボールは安定してきた。昨年からの努力が実を結びつつあるようだ。獲得賞金は800万円を超え、リランキングの順位は10位に浮上。後半戦の出場権も手中にした。

「去年までの自分と違う気がする」という一ノ瀬。4年ぶりとなる悲願のツアー通算4勝目はそう遠くなさそうだ。

(本誌・小路友博)

文・編集部 ※2018年6月12日号「芝目八目」より

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