関西オープンで一時単独首位に立ったアマ久保田皓也はレギュラーに滑り込み!

東北福祉大からまたも逸材が
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関西オープンで3日目終了時に単独首位に立ち、ツアーを驚かせた東北福祉大3年の久保田皓也。最終順位は4位タイに終わったものの、終盤まで優勝争いを繰り広げ、地元・兵庫県出身であることも手伝って、大会を大いに盛り上げた。

兵庫県の滝川二高から東北福祉大に進学。高校3年間は今年の同大会開催コースである小野東洋GCでキャディのアルバイトをしていたとあって「ヤーデージもすべて頭に入っているし、グリーンも他のコースよりも読みやすい」と、地の利を生かした好成績だった面もある。それでも並み居るプロを向こうに回しての堂々たる優勝争いは立派というほかない。

果たしてどんな若者なのか?久保田を指導する東北福祉大の阿部靖彦監督に話を聞くと、意外な答えが返ってきた。

「実は久保田は関西オープンが始まるまで、春のリーグ戦(関東大学春季ABブロック対抗戦・5月26~27日)の団体メンバー入りも決まってなかったんですよ。もちろん、関西オープンで結果を出したことでメンバーに入りましたが、決して本調子ではなかったということ。でも、そんな中でも推薦ではなく予選から勝ち上がって本戦4日間を戦い抜いたことは彼にとって大きな財産でしょう。学生がプロの試合に出るときに私がいつもいうのは『タダで帰ってくるな』ということと『スタートしたらプロもアマもない』ということ。真剣勝負の中で何かをつかんで帰ってくることが、本人の勉強にもなるし、ゴルフ部全体の財産にもなるということです」

本人は阿部監督に結果報告をした際「最後かっこ悪くてすみません」と、最終日バックナインでの二つのダブルボギーで優勝戦線から脱落したことをわびたそう。だが一方で、「非常に勉強になった」と、自分の大きな糧になったことも自覚していたようだ。

「普段は黙々と練習し、試合でも淡々とプレーするタイプ。特に校内のアプローチ練習場では熱心に練習していますね」

さまざまなシチュエーションからの寄せを試行錯誤できる国内屈指の練習施設として知られる福祉大のアプローチ練習場。松山英樹も池田勇太も宮里優作も、誰よりもここで多くの時間を費やしたという。ショートゲームのうまさは阿部監督も認める久保田だけに、ここでさらに腕を磨けば、学生でのツアー優勝も夢ではないかもしれない。

(本誌・金子信隆)

文・編集部 ※2018年6月12日号「芝目八目」より

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