黄金世代、小祝さくら活躍の陰にゴルフ素人ながら厳しい母あり

最近はかなり優しくなったそう(写真・Getty Images)
最近はかなり優しくなったそう(写真・Getty Images) 【拡大】
中京テレビ・ブリヂストンレディスで2位タイに入った小祝さくら。初日、2日目と首位に立ち、あわや初優勝かと思わせる活躍を見せた。実はこの活躍の陰に母・ひとみさんの存在がある、という見方がある。

3月から始まった女子ツアー。黄金世代の一員で大きな注目を集めていた小祝だが、開幕戦では初日104位タイ、2日目95位タイという結果で予選落ち。そして第2戦のヨコハマタイヤPRGRレディスでも予選落ち。開幕から4月半ばまでの1カ月半で小祝が喫した予選落ちは4回。それが4月13日開幕のKKT杯バンテリンレディス以降の1カ月半では、予選落ちが1回に減った。実はこのKKT杯バンテリンレディスで小祝のキャディを務めたのが、母・ひとみさんだったのだ。

といっても、ひとみさんは誰よりもゴルフは素人。空振りをしてしまうくらいの腕前だ。だが、誰よりも気合が入っているという。

「キャディをしているときの、お母さんの圧力はすごいですよ。グリーン上では“絶対外すんじゃねえぞ”と、視線でプレッシャーをかけているように見えます」と話すのは、上田桃子の帯同マネージャー。小祝と上田は共に辻村明志コーチに習う同門の先輩、後輩。一緒にラウンドをすることも多い。日々、小祝とお母さんを見ているからこその感想なのだが、小祝本人も「お母さんは昔から勝負に厳しい人でした。今ではかなり優しくなりましたが……」というから、あながち間違った意見でもなさそうだ。

ひとみさんは、女手ひとつで小祝と8歳年下の弟を育ててきた。建築関係の仕事などで稼いでいたが、娘が本格的にゴルフを始めると、お金が必要になりスナックの経営を始めた。

「食べさせないといけないし、ゴルフさせないといけない。店で働いた後、朝ご飯を食べさせてコースに送り、車の中で1時間だけと決めて睡眠を取ったなんてこともありました」というひとみさん。そのキャラは、とにかく前向き。「さくらは勝っても負けても、うれし泣きも悔し涙もない。負けたときなんかは悔しくないのかって、私がかなりムカついています」なんて話すほどだ。

ポワンとした印象の小祝だけに、この猛烈母の存在がカンフル剤となっているのは、どうやら間違いのないところ。このコンビなら初優勝も近いかも。

(本誌・河合昌浩)

文・編集部 ※2018年6月12日号「芝目八目」より

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