今季2勝の鈴木愛、スタッツも13部門でトップ!オフは何を重点的に強化した?

連続賞金女王に向け視界良好!な鈴木愛
連続賞金女王に向け視界良好!な鈴木愛 【拡大】
今季すでに2勝、そして出場7試合でトップ3を外したのはわずか1試合。昨季の賞金女王・鈴木愛が今季ここまで安定したプレーでツアーを引っ張っている。

5月6日現在、日本女子プロゴルフ協会のホームページでスタッツを見ると、鈴木が1位にいる部門が、賞金ランク、平均ストローク数、平均パット数(パーオンホール)、平均バーディ数、リカバリー率(※パーオンしないホールでパーか、それよりよいスコアを獲得する率)など実に13個もある。賞金女王となった昨年は3つ。まだシーズン途中とはいえ、鈴木のプレーがいかにすごいかが如実に分かる結果となっている。

このオフに何を強化したか本人に聞いてみると、

「バーディは取れる(2016年バーディ率1位)けど、ボギーが多かったんです。リカバリー率を上げるために、オフはアプローチをめっちゃ練習しました。アプローチは苦手で、いつもはあまり練習しないのですが、今年は2~3倍の練習量をこなしました」

ボールを上げる、転がすだけでなく、フェースを開いて転がしたり、1クッションさせてみたりと練習のバリエーションをかなり増やしたという。現時点でリカバリー率は約72 %(昨年末は約65%)、パーオンできなくても、パーを拾える確率が上がったことがスコアに直結しているようだ。

鈴木はこの現状に、

「ここまでコンスタントにいい成績を残せているのは、開幕で自分の想定よりもかなり成長しているからだと感じます。ただ、勝ち切れないのにはイライラします。とにかく負けたくないという気持ちが強いので」

あと1勝、2勝していてもおかしくない内容、スタッツの向上はうれしいが、もっと勝ち星が欲しいのが本音だ。今後上げたいスタッツは現在40位のサンドセーブ率。賞金額については、

「数字の目標はありませんが、昨年の自分の賞金は超えたい」(鈴木)

16年にイ・ボミが2年連続の賞金女王に輝いた際も、序盤から圧倒的なスタッツで勝ち星を稼いでいったが、今年の鈴木はそれにも負けない強さと安定感が見える。鈴木は連覇を狙う11日開幕の「ほけんの窓口レディース」でも首位発進。これからどこまで勝利数を増やせるか、最強女王の誕生を期待したい。

(本誌・小路友博)

文・編集部 ※2018年5月29日号「芝目八目」より

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