石川遼が音頭を取って若手選手が“ゴルフ巡業” ゴルフ界活性化の切り札となるか?

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今季から日本ゴルフツアー機構(JGTO)副会長と同選手会長を兼務する石川遼。日本ツアーに復帰したばかりで、自身の復活をも懸けるシーズンだけに「そんなに頑張って大丈夫?」と、いささか心配になってしまうが、この人の責任感、ゴルフ人気復活に懸ける思いは半端なものではないようだ。

JGTOでの活動とは別に「フューチャーGOLFツアー」として、若手有力プロに石川自らが声を掛け、大相撲が本場所のない地域に出張する巡業を範に取った、いわば“ゴルフ巡業”を行うことを明らかにしたのだ。

同大会関係者に取材したところによると、年間5試合程度を予定しており、開催地は大相撲巡業と同様、トーナメントが開催されていない地域で行うこと、石川を筆頭に若くてある程度の知名度があるプロが参加すること、低予算での開催を目指すことなどが分かった。これにより、地方でのゴルフ活性化を図っていく。また、同じティからプレーするプロアマやジュニアクリニックを行うことにより、参加プロのスポンサーへの感謝やホスピタリティ意識を高める狙いも。

参加予定選手は石川のほか、小鯛竜也、星野陸也、今平周吾、秋吉翔太、香妻陣一朗ら。まだ名前の出せない選手も含めて、若手プロ20人程度が賛意を示しているという。

この大会を立ち上げた思いについて石川は、

「ゴルフ熱が高い地域があっても、そこでツアーが開催されていないという現状があるので、そういうゴルフを好きな方々と協力して、ゴルフ界を盛り上げられたらと思います」

と語り、自ら全国津々浦々のファンと連帯してゴルフ活性化を担う覚悟を口にした。また、大会名の“フューチャー”に込めた思いについても、こう語る。

「僕らが今考えているのは“未来”なんで、今、試合数が増えてほしいとかではなくて、やっぱり将来、子どもたちがゴルフをやりたいなって思ってくれるような、そういう試みができたらいい」

この試みが広がっていけば、あなたの街でも石川らと大会をつくり上げていくことができるかもしれない。

(本誌・金子信隆)

文・編集部 ※2018年5月29日号「芝目八目」より

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