東京オリンピックのチケット価格決定は7月 発売は来春に開始

リオ並みに安く買えればありがたいが(写真・Getty Images)
リオ並みに安く買えればありがたいが(写真・Getty Images) 【拡大】
4月11日、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は第1回チケッティング戦略に関する有識者会議を開催した。同会議は東京2020大会におけるオリンピックとパラリンピックのチケット価格設定や販売方法などについて議論するものだ。

会議の座長を務める、早稲田大学名誉教授の加藤貞彦氏は、

「より多くの方々に会場での観戦を通じて大会を経験していただけるよう積極的に意見交換していきたい」

第1回会議で意見としてまとまったのは「12年ロンドン大会、16年リオデジャネイロ大会を参考にして入場料収入の最大化を図ること」「メリハリのある座席種類と価格設定により、なるべく多くの方、特に次世代を担う子供や若者に会場に来てもらうこと」など。

具体的には、より多くの小中高校生が観戦できるよう、安価に設定したチケットや学校単位で購入できるチケットを用意する一方で、富裕層向けの付加価値をつけた高額チケットを設定するなどして、820億円のチケット売り上げを見込んでいる。また、発券方式の紙チケットのほかにQRコードを利用したモバイルチケットの発売、昨今話題になっている高額転売の防止策についても話し合われたという。

会議は、5月15日に2回目が開催されて基本方針がまとめられ、種類や価格は今年7月に国際オリンピック委員会(IOC)の理事会で決定、来春に発売開始される予定だ。販売方法は公式サイトでのインターネット販売を中心に、大会期間中は会場周辺に販売窓口の設置を予定している。オンライン上でのカード決済やコンビニエンスストアのシステムを使った決済で購入も可能になる。

気になるのはゴルフの観戦チケットの値段だが、前回のリオデジャネイロ大会のときには、約1800円だったという。男女ツアーのトーナメントの当日券が2000”5000円ほどであることを考えると安価な印象だ。物価の違いも考えられるが、同じくリオデジャネイロ大会の入場料として最も高価なのが、開会式を含むスタジアムの最高ランクの座席で、約21万円。ゴルフは最も安価で観戦できる競技の一つだったことから、大幅な値上げは考えにくい。

リオデジャネイロ大会の際のブラジル国内での販売は、前年6月に一次抽選が行われ、総数450万枚のうち約160万枚が販売され、開会式、閉会式などはこの時点で完売したという。8月に二次抽選が行われ、売れ残ったチケットは10月から先着順で販売された。

まずはIOCにどのような案が提出され、7月に決定するのか、注目だ。

(本誌・武井真子)

文・編集部 ※2018年5月15日号「芝目八目」より

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